日銀黒田総裁会見骨子(2019年3月15日)

2019年3月15日

本日3/15(金)に行われた日銀金融政策決定会合後の、黒田日銀総裁会見骨子です。
(時事通信より転載)

・景気は輸出・生産に海外減速の影響みられるが、緩やかに拡大
・物価目標に向けたモメンタム維持するため必要な政策の調整行う
・わが国経済、当面緩やかな拡大続ける
・所得から支出への前向き循環働いており回復の基本的メカニズム変化せず
・基本的に物価の一時的影響除外しない物価見通しで説明するのが適当
・物価上昇率高まるには相応の時間かかる
・2%目標、日銀の使命果たすために実現することが必要=麻生発言に対し
・春闘ベア、経済の好循環を後押し=多くの企業が6年連続ベア
・確かに生産・輸出には海外減速の影響みられるが内需は堅調
・消費増税と教育無償化の物価への影響は比較的軽微にとどまる
・物価の一時的変動要因複数見込まれ基調の的確な把握難しくなっている
・経済のメインシナリオ変わっていない
・物価2%に上がりさえすればいいというわけでない
・ММTの債務残高気にせずとの意見、極端な主張で広く受け入られず
・政府が中長期的な財政健全化で市場の信認確保すること重要
・中国経済、景気対策がありどんどん減速していく状況にはない
・日本の景気、足元の減速と19年、20年全体を見たときは違う
・日本の景気、緩やかな成長が続いていくという見方で正しい
・マイナス金利含むYCC、全体として緩和効果あげている
・海外経済がどんどん下振れる可能性は薄い
・海外経済の一段の減速、リスクはあるがメインシナリオとして予想せず
・不動産、全国的に過熱感うかがわれず=大都市圏は上昇傾向
・不動産関連融資、リスク管理が不十分な金融機関の広がりない
・不動産関連融資、考査で金融機関との対話を通じ適切なリスク管理促す
・賃上げ率が顕著に低下していると思わず
・2%目標の未達、非常に残念
・就任以降、必要な政策とってきた
・2%目標実現の使命、変わっていないし変える必要ない
・2%目標の早期実現の考え変更する必要はあると思わず=目標柔軟化論で

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA