豪・RBA政策金利発表後の豪ドルの動き(2018年7月3日)

2018年7月3日

 本日13:30の政策金利は予想通り1.50%で据え置きとなり、発表後に大きな反応はありませんでした。 またここ数日軟調に推移していた上海株がマイナス圏から切り返したことをきっかけに14時半からリスクオンムードが高まり豪ドルが買われました。

 

結果
10:30 5月住宅建設許可件数 (前月比) 予想:+1.0% 結果:-3.2% (前回:-5.0% 修正値:-5.6%)
13:30 RBAキャッシュターゲット 予想:1.50% 結果:1.50% (前回:1.50%)

 

★RBA声明の全文を、オーストラリア中央銀行声明全文(2018年7月3日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間はドル階の流れとなりジリ下げがひたすら続いて16:00の0.7376から00:10には0.7309まで下落し、その後はリバって0.7336でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7335近辺でのこう着が続いた後、10:30の5月住宅建設許可件数が予想を大幅に下回ったため10:45には0.7313まで下落しました。
しかしすぐの戻して11:25には0.7346まで上昇し、再び0.7335近辺でのこう着となりました。
13:30の政策金利発表では0.7334-44で小幅に上下しただけでしたが、上海株がマイナス圏から浮上してきたことをきっかけにリスクオンムードが高まり14:30から早いペースで上げ出して0.7357で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は豪ドル・ドルの下げに引っ張られて16:00の81.66から00:10には80.98まで下落し、その後はリバって81.35でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなって10:10には81.54まで上昇しましたが、10:30に81.42から81.15まできゅうらくして10:40には81.02まで下落しました。
そこからは戻して81.25-45での小動きが続いた後、13:30の政策金利発表では81.31-41で小幅に動いただけでしたが、14:30からドル円が急伸したため14:30の81.48から14:55には81.71まで上昇し、81.65で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は上昇基調となり16:00の1.0901から23:30には1.0946まで上昇しました。
しかし23:50に押し戻されてからは1.0920近辺でのこう着が続いて1.0919でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0925-45での小動きがひたすら続き、13:30の政策金利発表後に1.0914まで下落しましたが、すぐに戻しました。
その後は上昇基調が続いて1.0965で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州・NYタイムを通して110.60-95での往復を繰り返し、110.86でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると110.75-90で揉み合った後9:00から上げ出して10:00には111.13まで上昇しました。
そこから急速に押し戻されて10:40に110.75まで下落し、110.80-95での揉み合いが続いていましたが、14:30に110.88から111.00まで急伸して110.98で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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