2018年6月2日
5月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想19.0万人増を上回る22.3万人増、失業率も予想3.9%に対して結果3.8%、平均時給も予想+0.2%を上回る+0.3&の好結果となりました。
・ドル円は雇用統計の好結果を受けて発表後に109.42から22:50には109.73まで上昇し、その後は5月ISM製造業景気指数も好結果となり、NY株が堅調に推移していたこともあって109.50でNYクローズとなりました。
・ユーロドルは雇用統計発表直後に1.1646-87で振った後は1.1650-85で揉み合いが続き、23:15に1.1616まで急落する場面がありましたが、すぐに戻して1.1660でNYクローズとなりました。
・米国10年債券利回りは雇用統計発表直後に2.904-2.926%で振った後は小幅低下して2.902%でNYクローズとなりました。
・NY株は雇用統計の好結果を受けて幅広い銘柄に買いが入り、終日高値圏での堅調な動きが続いて、ダウは$219高、ナスは1.51%高となりました。
結果
21:30 5月非農業部門雇用者数 予想:+19.0万人 結果:+22.3万人 (前回:+16.4万人 修正値:+15.9万人)
21:30 5月失業率 予想:3.9% 結果:3.8% (前回:3.9%)
21:30 5月平均時給 (前月比) 予想:+0.3% 結果:+0.3% (前回:+0.1%)
★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2018年6月2日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)
ドル円(チャートは6:00時点)
・ドル円は欧州時間序盤はジリ上げとなって16:00の109.16から21:10には109.41まで上昇し、21:30の雇用統計発表の時は109.42でした。
発表直後に109.42から109.66まで上昇し、更に上げて22:50には109.73まで上昇しました。
その後5月ISM製造業景気指数も好結果となり、NY株が堅調に推移していたこともあって109.40-60で小動きが続き、109.50でNYクローズとなりました。
ユーロドル(チャートは6:00時点)
・欧州間序盤は19:00に1.1717まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて21:30は1.1671でした。
発表直後に1.1646-87で振った後は1.1650-85で揉み合いが続き、23:15に1.1616まで急落する場面がありましたが、すぐに戻してからは1.1655-80での小動きが続き、1.1660でNYクローズとなりました。
米国10年債権利回り(チャートは6:00時点)
雇用統計発表直後に2.904-2.926%で振った後は小幅低下して2.880-2.905%で上下して2.902%でNYクローズとなりました。
左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足
先週金曜日のNY株式市場
NY DOW 24,635.21(+219.37)
NASDAQ 7,554.33(+112.21)
・NY株は雇用統計の好結果を受けて幅広い銘柄に買いが入り、終日高値圏での堅調な動きが続いて、ダウは$219高、ナスは1.51%高となりました。