オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2018年5月17日)

2018年5月17日

 本日10:30にオーストラリアの4月雇用統計の発表があり、新規雇用者数が予想の2.00万人増に対して2.26万人増で良好な結果となり、失業率は予想5.5%に対して5.6%の結果で悪化しました。
発表直後は大きく動きませんでしたが、10分後から買われ出して一段高となり、高い水準を維持したまま15時となりました。

 

結果
10:30 4月新規雇用者数 予想:+2.00万人 結果:+2.26万人 (前回:+0.49万人 修正値:-0.07万人)
10:30 4月失業率 予想:5.5% 結果:5.6% (前回:5.5%)

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は0.7475-95で小動きが続き、NYタイムになると一段高となって0.7495-0.7525での小動きが続き、0.7513でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7510-20での小動きが続き、10:30の豪・雇用統計の時は0.7515でした。
発表直後は0.7505-18で小幅に上下しただけでしたが、10:40から上げ出して11:10には0.7546まで上昇しました。 その後は0.7540近辺での揉み合いが続いた後、13:30から小幅下げて14:25に0.7529まで下げ、0.7539で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は82.35-55で小動きでしたが、NYタイムに入ると豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて23:00には82.91まで上昇しました。
その後一旦押し戻されて82.65まで下げましたが、再び上げ出して82.92でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると83.00近辺での小動きが続き、10:30は82.93でした。
発表直後に82.83-96で小幅に振った後は上げ出して11:10には83.16まで上昇しました。
11:10に「中国、一部の米国製品に相互課税を賦課へ」との報道でドル円は急落しましたが、豪ドル・ドルが逆に上昇していたため豪ドル・円は板挟みとなって大きく動きませんでした。
その後は83.10近辺での小動きがひたすら続き、83.13で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は18:40に1.0845まで下落した後は上昇基調が続いて1.0887でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0880-1.0900での小動きが続き、発表直前の10:25に1.0841まで急落してすぐに戻し、10:30は1.0873でした。
発表後から上げ出して10:45に1.0901まで上昇しましたが、そこからは反転して下げ出して11:05には1.0867まで下落しました。
その後は再び上げ出すとジリ上げがひたすら続いて1.0910で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州・NYタイムを通して110.00-35での上下に終始し、110.34でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると110.25-40で小動きが続いていましたが、11:10に「中国、一部の米国製品に相互課税を賦課へ」との報道で急速に下げ出して11:30には110.06まで下落しました。
その後はジリジリと戻して13:55には110.33まで上昇し、110.26で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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