米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2018年5月5日)

 

2018年5月5日

 4月の米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の19.3万人増を上回る16.4万人増、失業率が予想の4.0%を上回る3.9%、平均時給が予想の+0.2%を下回る+0.1%の上昇となりました。

・豪ドル・ドルは発表直後に0.7514から0.7543まで急伸しましたが、すぐに反転して22:20には0.7491まで下落しました。
しかしその後はドル売りの流れとなって再び上げ出して0.7535でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は発表直後に81.83から82.00まで小幅上げた後は反転して22:20には81.67まで下落し、その後はジリ上げが続いて03:00には82.28まで上昇し、82.19でNYクローズとなりました。

豪ドル・NZドルは発表直後に1.0691から1.0680まで下げましたが、すぐに戻して01:10には1.0737まで上昇し、1.0724でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計発表後に108.92から108.63まで急落して21:45には108.63まで下落しましたが、米10年債利回りが反転上昇に転じると急速に上げ出して雇用統計発表後の下落分が行って来いとなり、00:20には109.26まで上昇しました。
その後は再び押し戻されて109.06でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2018年5月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2018年5月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.7510-30で小動きが続き、21:30の米・雇用統計の時は0.7514でした。
発表直後に0.7514から0.7543まで急伸しましたが、すぐに反転して22:20には0.7491まで下落しました。
しかしその後はドル売りの流れとなって再び上げ出して02:20には0.7544まで上昇し、0.7535でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤はジリ下げが続いて16:00の82.13から21:20には81.82まで下落し、21:30は81.83でした。
発表直後に81.83から82.00まで小幅上げた後は反転して22:20には81.67まで下落し、その後はジリ上げが続いて03:00には82.28まで上昇し、82.19でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は1.0720近辺でのこう着が続き、21:30は1.0691でした。
発表直後に1.0691から1.0680まで下げましたが、すぐに戻して01:10には1.0737まで上昇し、1.0724でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・ドル円は欧州時間は108.90-109.15で小動きが続き、21:30の雇用統計発表後に108.92から急落して21:45には108.63まで下落しました。
しかし米10年債利回りが反転上昇に転じると急速に上げ出して22:55には109.23まで上昇して雇用統計発表後の下落分が行って来いとなり、00:20には109.26まで更に上昇しました。
その後は再び押し戻されて01:55に108.95まで下落した後は109.10近辺での小動きとなって109.06でNYクローズとなりました。 でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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