日銀黒田総裁会見骨子(2018年3月9日)

2018年3月9日

本日3/9(金)に行われた日銀金融政策決定会合後の、黒田日銀総裁会見骨子です。
(時事通信より転載)

・わが国の景気は緩やかに拡大している
・物価は2%に向け上昇率を高めていく
・緩和を粘り強く続ける
・内外の市場動向や経済・物価への影響は引き続き注意深く点検
・副総裁2人の経験、知識生かした有益な議論は金融政策に大きく貢献した
・海外中銀とは、市場とのコミュニケーションが重要という点で一致
・金融政策の波及経路を明確にコミュニケートするのは重要だ
・将来の具体的な政策手段を明示し、市場を誘導するのが適切か様々な意見
・将来見通しが実現しても直ちに2019年度に出口を迎えることを意味しない
・2%目標の実現にはなお距離あり、出口について具体的に検討する局面でない
・(超長期)金利が下がることで経済活動への大きなプラス期待できない
・日銀は具体的な目標でも手段でも独立性維持している
・任命されれば全力挙げて物価目標実現にまい進したい
・物価のモメンタム維持されなければ当然追加緩和することになる
・今春闘、労使で好循環実現の取り組み広がること期待
・緩和微修正、今の時点でまったく考えていない
・金融政策、財政ファイナンス容易にするために行っているわけではない
・2%達成前の枠組み変更や緩和程度を弱めること考えていない
・総裁と副総裁が同じ投票が望ましいが、日銀法は違った意見妨げず

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA