2018年3月7日

　本日9：30に発表された1月小売売上高は予想+0.4%に対して結果-0.5%、10-12月経常収支は予想-122億豪ドルに対して結果-140億豪ドルとどちらも予想を下回る結果でしたが、反応はほとんどありませんでした。
12：30の政策金利は予想通り1.50%の据え置き、声明文も前回とほぼ変わらない内容だったためほとんど反応はありませんでした。

 

結果
09:30　1月小売売上高 (前月比)　予想：+0.4%　結果：+0.1%　（前回：-0.5%）
09:30　10-12月経常収支　予想：-122億豪ドル　結果：-140億豪ドル　（前回：-91豪ドル　修正値：-110億豪ドル）
12:30　RBAキャッシュターゲット　予想：1.50%　結果：1.50%　（前回：1.50%）

 

★RBA声明の全文を、オーストラリア中央銀行声明全文（2018年3月6日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）

 

 

豪ドル－ドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は0.7730-55での小動きが続き、23：40に0.7724まで下落した後は切り返して01：20には0.7766まで上昇し、その後は0.7760近辺での小動きが続いて、0.7761でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7760近辺で小動きが続き9：20から小幅上げて、9：30の1月小売売上高と10-12月経常収支発表の時は0.7777でした。
発表直後に0.7764-78で小幅に振った後は0.7775-90で上下して、12：30の政策金利の時は0.7779でした。
結果は予想通り1.50%の据え置きで、発表直後はほとんど反応しませんでした。
その後0.7780近辺で小動きの後13：40から一段下げて14：30に0.7767まで下落し、0.7772で15時となりました。

左：豪ドル・ドル－5分足　右：豪ドル・ドル－1時間足
　

左：豪ドル・ドル－日足

 

豪ドル－円（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は17：00に81.49まで下落した後は戻して81.80近辺での小動きが続いていましたが、NYタイムに入るとドル円の上昇に引っ張られて03：20の82.48まで上昇が続き、82.44でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8：00から上げ出して9：25には82.80まで上昇し、9：30は82.70でした。
発表直後に82.57-74で小幅に振った後は小幅上げて82.80近辺での小動きが続き、12：30は82.78でした。
発表直後はほとんど動きはなく82.73-83で小動きの後、ドル円と豪ドル・ドルが下げ出したため13：40から下げ出して14：25には82.49まで下落し、82.57で15時となりました。

左：豪ドル・円－5分足　右：豪ドル・円－1時間足
　

左：豪ドル・円－日足

 

豪ドル－NZドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は17：40の1.0740から下落基調が続いて00：00には1.0699まで下落しましたが、そこからは反転してジリ上げが続いて03：10には1.0744まで上昇し、1.0734でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0740近辺での小動きが続き、9：30は1.0749でした。
発表直後に1.0727まで下げましたが、すぐに戻して10：40には1.0760まで上昇し、そこからは1.0750近辺での小動きが続き、12：30は1.0742でした。
発表直後はほとんど反応なく1.0740-50での小動きが続いた後、14：10から一段下げて1.0727で15時となりました。

左：豪ドル・NZドル－5分足　右：豪ドル・NZドル－1時間足
　

左：豪ドル・NZドル－日足

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間は16：50に105.34まで下落した後は105.60近辺での揉み合いが続いていました。
しかしNYタイムに入るとNY株が堅調に上昇を続けたことや2月ISM非製造業景況指数が好結果だったためジリ上げが続いて04：40には106.23まで上昇し、106.19でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると106.20-40での方向感のない上下が続いていましたが、12：20からジリジリとした下げが続いて14:25には106.17まで下落し、106.22で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

左：ドル円－日足