2017年4月13日
本日10：30にオーストラリアの雇用統計の発表があり、予想+2.00万人に対して結果が+6.09万人の好結果だったことで、直後から豪ドルが買われて、東京時間は上昇基調が続きました。
また本日早朝04：10にウォール・ストリート・ジャーナルの報道でトランプ米大統領が「低金利政策が好ましい」「ドルは強過ぎる」などの見解を述べたことが伝わると急速なドル売りの流れとなり、ドル円は109.70から109.19まで急落し、その後もドル売りの流れが続いて108.98ででNYクローズとなりました。
また米財務省は15日に議会へ提出期限の為替報告書で、中国を操作国に認定しない方針を認めました。
結果
10:30 3月新規雇用者数 予想：+2.00万人 結果：+6.09万人 （前回：-0.64万人 修正値：+0.28万人）
10:30 3月失業率 予想：5.9% 結果：5.9% （前回：5.9%）
豪ドル－ドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は0.7480-0.7505での上下が続いていましたが、04：10のトランプ米大統領がドル高牽制発言で急速なドル売りの流れになったため、0.4：10に0.7476から0.7506まで急伸し、その後もドル買いが続き05：30には0.7527まで上昇し、0.7519でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ってもドル売りが継続していたため8：40には0.7542まで上昇した後は押し戻されて10：30の豪・雇用統計の時は0.7535でした。
発表直後に0.7535から0.7572まで急伸し、0.7550を挟んで揉み合った後11：50から再び上げ出して0.7580近辺での小動きが続き、14：50から一段高となって0.7594で15時となりました。
左：豪ドル・ドル－5分足 右：豪ドル・ドル－1時間足
左：豪ドル・ドル－日足
豪ドル－円（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は17：20に82.35まで上げた後は81.90-82.20での上下が続き、04：10のトランプ米大統領のドル高牽制発言でドル円急落・豪ドル・ドル急騰の板挟みになって81.76まで急落した後すぐに戻して82.00近辺での小動きとなり、81.95でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなって8：10に82.15まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて10：30は81.98でした。
発表直後に81.98から82.42まで急伸し、82.30を挟んで揉んだ後11：50から再び上げ出して14：20には82.62まで上昇し、14：15からドル円が急伸したことに引っ張られて82.72で15時となりました。
左：豪ドル・円－5分足 右：豪ドル・円－1時間足
左：豪ドル・円－日足
豪ドル－NZドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間はジリ上げとなって16：00の1.0787から20：20には1.0821まで上昇し、そこからは1.0795-1.0820での上下となりました。
04：10のトランプ米大統領のドル高牽制発言で1.0812から1.0783まで急落した後は下落基調となり1.0785でNYクローズとなりました。
・東京時間に入っても下げ基調が続いて10：20には1.0765まで下落し、10：30は1.0767でした。
発表で1.0767から1.0829まで急伸し、10：50に1.0784まで下落しましたがすぐに戻して12：30には1.0833まで上昇しました。
その後は1.0820-35での小動きが続き、14：40から一段高となって1.0836で15時となりました。
左：豪ドル・NZドル－5分足 右：豪ドル・NZドル－1時間足
左：豪ドル・NZドル－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間は109.50-75での上下が続き、02：30から一段上げて109.86まで上昇する場面がありましたがすぐに押し戻されて109.80近辺での小動きとなりました。
しかし04：10にウォール・ストリート・ジャーナルの報道でトランプ米大統領が「低金利政策が好ましい」「ドルは強過ぎる」などの見解を述べたことが伝わると109.70から109.19まで急落し、その後もドル売りの流れが続いて108.98ででNYクローズとなりました。
また米財務省は15日に議会へ提出期限の為替報告書で、中国を操作国に認定しない方針を認めました。
・東京時間に入るとジリジリと上げて8：00には109.10まで上昇しましたが、そこからは逆にジリ下げが続いて10：50には108.72まで下落しました。
その後は108.80近辺での小動きが続き、14：15から一段高となって14:40には109.10まで上昇し、109.01で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
左：ドル円－日足
