米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2016年10月8日)

2016年10月8日

 昨日21:30に発表された米・9月雇用統計は非農業部門雇用者数は予想の17.2万人から15.6万人、失業率は予想4.9%から5.0%で予想を下回った結果となりました。
・豪ドル・ドルは発表後に上昇したものの、豪ドル売りで押し戻されて行って来いとなり、ドル売りの流れで若干戻して雇用統計発表時点近辺でNYクローズとなりました。
・豪ドル・円は豪ドル売りと円買いの流れで発表後は下げ基調が続き、21:30の78.59からほぼ安値引けの78.12でNYクローズとなりました。
・豪ドル・NZドルは大きな動きにはなりませんでした。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2016年10月7日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2016年10月8日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.7565-85での小動きとなって21:30の雇用統計の時は0.7574でした。 発表で0.7574から0.7607まで急伸した後一旦21:35には0.7573まで押し戻されましたが、再び上げ出して22:35には0.7623まで上昇しました。
しかしそこからは速いペースで下げ出して21:30からの上昇分を打ち消し、豪ドル売りが強く00:50の0.7552まで下げ続けました。
その後はドル売りの流れとなったことでリバって05:00には0.7586まで上昇し、0.7587でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間はジリ下げとなって16:00の78.73から20:30には78.49まで下落し、21:30は78.59でした。
発表直後に78.59から78.31まで下落しましたがすぐに反転して21:35には78.78まで上昇しました。
しかしそこからは下げ出し、更に円買いの流れも加わったことで01:55には77.98まで下落し、その後はリバって02:40には78.24まで戻りましたが、再び下げとなって05:35には77.98まで下落し、78.12でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は1.0610-30で小動きでしたが、徐々に下げていって21:30は1.0595でした。
発表で1.0595から1.0567まで下げた後は1.0575-1.0600で上下していました。
00:50に1.0618まで上昇しましたが、その後は下げ基調となって05:45には1.0570まで下落し、1.0580でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・ドル円は欧州時間序盤はジリ下げが続いて16:00の103.92から21:00には103.67まで下落し、21:30の雇用統計の時は103.73でした。
発表直後に103.73から103.23まで急落した後すぐに反転して21:35には103.91まで上昇しました。
しかしそこからは速いペースの下げとなって22:35には102.85まで下落しました。
その後はリバって00:50には103.46まで上昇しましたが、再び下げとなって05:35には102.88まで下落し、102.95でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足