豪・GDP発表後の豪ドルの動き(2016年9月7日)

2015年9月7日

 本日10:30にオーストラリアの4-6月GDPが発表され、前期比は予想+0.6%を小幅下回る+0.5%、前年比は予想と変わらない+3.3%となり、豪ドルは大きな反応にはなりませんでした。
また昨夜23:00に発表された8月米・ISM非製造業景況指数が予想55.0から結果51.4と予想を下回ったことで103.19から急落して3:35には101.92まで下落し、更に本日8:30に仕掛け的な売りでストップロスを巻き込んで102.00から101.23まで急落し、約2円近い大幅下落となり、豪ドル・円は大きく影響を受けました。

 

結果
10:30 豪・第2四半期GDP [前期比] 予想:+6.4% 結果:+0.5% (前回:+1.1% 修正値:+1.0%)
10:30 豪・第2四半期GDP [前年比] 予想:+3.3% 結果:+3.3% (前回:+3.1% 修正値:+3.0%)

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は16:20に0.7653まで上昇した後はジリ下げとなって21:50には0.7613まで下落しました。 23:00の米・ISM非製造業景況指数が予想を下回ったことでドル売りの流れとなり0.7621から23:50には0.7683まで上昇しました。
その後は0.7670-85での小動きが続いて0.7685でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7655-85での小動きとなって10:30のGDPの時は0.7661でした。
発表で0.7661から0.7648まで下落しましたがすぐに戻して0.7660-75での小動きとなり、その後はジリジリと戻して0.7676で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-10分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は16:10の79.10からジリ下げとなり22:10には78.68まで下落し、23:00のISMで78.67から23:10には78.37まで下落しました。
その後は78.40近辺での小動きが続いて78.42でNYクローズとなりました。
・東京時間に入っても78.40近辺で小動きでしたが、8:30にドル円が急落したことに引っ張られて78.31から77.77まで急落し、更に下げが続いて10:30は77.69でした。
発表で77.57-74を小幅に動いた後は77.80近辺での小動きとなりました。
その後は77.75-90での小動きが続いて、77.82で15時となりました。

左:豪ドル・円-10分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は16:10の1.0412からジリ下げとなって22:50には1.0370まで下落し、23:00のISMで1.0371から23:10には1.0346まで下落しました。
その後も下げが続いて02:20に1.0339まで下げた後はジリ上げとなって1.0352でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げ地なって10:30は1.0335でした。
発表で1.0335から1.0319まで下げた後、11:20には1.0338まで戻しましたが、そこからは再び下げとなって12:15には1.0313まで下落しました。
その後は1.0320近辺での小動きが続いて、1.0324で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-10分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は103.20-45で上下していましたが、23:00の8月ISM非製造業景況指数が予想を下回ったことで急激なドル売りとなって103.19から23:50には102.04まで下落し、その後は102.00を挟んだ展開となり、3:35には101.92まで下落し、101.98でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると102.00-15で小動きでしたが8:30に仕掛け的な売りで102.00から101.23まで77pips急落し、101.30-70で上下した後10:40には101.19まで下落しました。
その後は101.40近辺での小動きが続いて101.37で15時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足