オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2016年8月18日)

2016年8月18日

本日10:30に7月オーストラリア雇用統計が発表され、新規雇用者数・失業率共に予想を上回る好結果だったことで、直後から豪ドルは買われました。
またドル円が7:50に100円を割り込んで9:10には99.63まで下落し東京時間は100.00を挟んだ攻防が続きました。

 

結果
10:30 7月新規雇用者数 予想:+1.00万人 結果:+2.62万人 (前回:+0.79万人 修正値:+1.08万人)
10:30 7月失業率 予想:5.8% 結果:5.7% (前回:5.8%)

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間序盤は0.7660-80で小動きでしたが、17:40から急落して18:00には0.7620まで下落し、その後は0.7610-40での上下となりました。
03:00のFOMC議事録で0.7626から0.7671まで急伸し、そこからは押し戻されて04:10に0.7636まで下落した後は戻して0.7651でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなって9:10には0.7668まで上昇し、10:30の豪・雇用統計の時は0.7648でした。
発表で0.7648から0.7698まで急伸し、更に上げて10:50には0.7718まで上昇しました。
その後は押し戻されて11:40には76.91まで下落し、0.7690-0.7710での小動きとなって、0.7709で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間序盤は77.30近辺で小動きでしたが、17:40から急落して18:00には76.85まで下落し、そこから更に下げが続いて00:40には76.29まで下落しました。
その後は戻して03:00のFOMC議事録で76.50から76.79まで上昇し、そこからは76.50-75で上下して76.70でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると76.70近辺で小動きの後7:30から下げ出し、ドル円の下落も加わって9:50には76.32まで下落し、10:30は76.38でした。
発表で76.38から76.76まで急伸し、更に上げて11:10には76.97まで上昇し、11:30にドル円が急伸したため77.08まで上昇しました。
その後は77.00を挟んだ動きが続き、13:50には77.15まで上昇した後は下げとなって76.95で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間16:00の1.0559からジリ下げとなって19:50には1.0532まで下落し、その後は1.0550近辺での小動きが続き、03:00のFOMC議事録では大きな反応はなく、1.0542でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0535-55での小動きが続いて、10:30は1.0533でした。
発表直後に1.0504-1.0562で振った後、ジリ上げとなって12:00には1.0569まで上昇し、その後は1.0555-70での小動きとなって、1.0561で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は100.60-85で小動きでしたが、22:30から下げ出して00:30には100.19まで下落し、03:00のFOMC議事録の時は100.30でした。
発表直後に100.64まで急伸しましたが、すぐに反転して100.02まで下落し、その後は戻して04:40には100.36まで上昇し、100.24でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると100.20近辺で小動きでしたが、7:30から下げ出して7:50に100円を割り込んで9:10には99.63まで下落しました。
そこからは99.65-95での揉み合いが続いていましたが、11:30に100.12まで急伸しました。 しかし12:40には再び99.89まで押し戻された後、13:50に本田・前内閣官房参与の「日銀は来月に大胆な行動をとる可能性」との発言で100.33まで上昇しましたが、14:20から再度下げ出して99.81で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足