日銀黒田総裁会見骨子(2016年3月15日)

2016年3月15日

本日3/15(火)に行われた日銀金融政策決定会合後の、黒田日銀総裁会見骨子です。
(時事通信より転載)

・景気、基調としては緩やかな回復を続けている
・家計・企業で所得から支出の前向きの循環メカニズムしっかりと持続している
・先行きの経済、基調として緩やかに拡大していく
・予想物価上昇率、このところ弱含んでいる
・物価、当面0%程度で推移するが基調は着実に高まり2%に向けて上昇
・物価、2%に達する時期は17年度前半ごろになると予想
・リスク要因点検し必要な場合には量・質・金利の3つの次元で追加的措置
・マイナス金利、これまで所期の効果発揮してきたQQEを一段と強化するもの
・マイナス金利政策、金利面では政策効果すでにあらわれている
・マイナス金利政策、今後、物価、実体経済にも波及していく
・マイナス金利政策、家計部門にとっても全体としてプラスの効果持つ
・マイナス金利政策、今後ともしっかり説明
・雇用、所得環境は着実に改善
・マイナス金利政策、国民各層に幅広くプラスの影響もたらす
・最近に至り市場も完全にではないがやや落ち着きを取り戻している
・MRFへのマイナス金利適用除外、ポートフォリオリバランスの進展期待
・マイナス金利政策、効果波及にはある程度の期間はかかる
・マイナス金利そのものから金融機関が収益を圧迫される問題はない
・金利水準全体下がる中、金融機関の貸出収益の圧迫要因になることは事実
・引き続き金融機関のリスク管理状況には注目していきたい
・(追加緩和の場合)量、質、金利の適切な組み合わせを考えて行う
・(追加緩和の場合)特定のものを事前に考えて決め打ちすることはない
・消費税再増税、経済への影響は(前回の)半分強ぐらいになる
・財政の健全化、持続可能性の確保はしっかりと維持されている
・現状、持続的に物価が下落する状況にはなっていない
・賃金が上昇していく状況は十分整っている=春闘に期待
・足元、デフレの状況でないこと事実=2%物価目標実現目指し緩和推進
・常に金融政策の効果は一定のタイムラグがある

 

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