米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2016年1月9日)

2016年1月9日

・昨夜に発表された米・12月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を大きく上回る結果だったことで発表直後はドル買いになりましたが、すぐにドル売りの流れに転じ、また原油先物価格やNY株が下げとなったことで豪ドル売り、リスク回避の円買いの流れとなり、豪ドル・ドル、豪ドル・円は大きく下落しました。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2016年1月9日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2016年1月9日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間は15:40の0.7064を付けた後はジリ下げが続いて22:30の雇用統計発表の時は0.7006でした。 発表で非農業部門雇用者数が予想を大きく上回る結果だったためドルが買われて0.7006から0.6975まで急落しましたが、すぐに戻して22:40には0.7022まで上昇しました。 その後はドル買いの流れとなりましたが、豪ドルは原油価格が下落したことでジリ下げとなり06:40の0.6948まで小リバを挟みながら下げ続けて、0.6953でNYクローズとなりました

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは7:00時点)
・欧州時間は15:40の83.74を付けた後はジリ下げが続いて22:30の雇用統計発表の時は82.97でした。 発表で82.97から83.28まで小幅上げた後は豪ドル売りと円買いで下げとなり、01:35の81.78まで下落が続きました。 その後は一旦リバって02:25には82.50まで戻りましたが、そこからは再びジリ下げとなって05:55の81.92まで下げ続け、06:30からは下げが加速して06:45には81.54まで下落し、81.59でNYクローズとなりました

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤はジリ下げとなって17:20には1.0568まで下落しましたが、そこからは反転してジリ上げとなって22:30は1.0609でした。 発表で1.0609から1.0637まで急伸した後は堅調な上げが続いて04:50には1.0658まで上昇しました。 しかし05:40から急速な下げとなって06:40には1.0608まで下落し、1.0623でNYクローズとなりました

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは7:00時点)
 昨日の欧州時間は118.20-55での上下が続いて22:30の雇用統計の時は118.32でした。 発表直後に118.32から118.76まで44pips急伸しましたがすぐに反転して下落となり、23:05には117.92まで下落しました。
そこからは117.95-118.25で揉み合いが続いた後、00:00から再び下げ出して01:35の117.43まで下げ続けました。
その後は一旦リバって02:20には117.94まで上げましたが、再度ジリ下げとなって06:45には117.30まで下落し、117.43でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA