2015年12月18日

本日12/18（金）に行われた日銀金融政策決定会合後の、黒田日銀総裁会見骨子です。
（時事通信より転載）

・所得から支出への前向き循環メカニズムしっかり作用
・輸出・生産面に新興国減速影響見られるものの、緩やかな回復続けている
・輸出は一部に鈍さ残しつつも、持ち直している
・企業の業況感、一部にやや慎重な動き見られるも、総じて良好
・物価は当面0%程度で推移する
・2%物価の達成時期、2016年度後半ごろ
・上下双方向のリスク点検し、必要な調整行う
・補完措置、資産買入れをより可能にする
・補完措置、緩和効果を実体経済により効果的に浸透させる
・FRBが利上げ開始した背景には、米経済の回復がある
・FRBは今後も適切な金融委政策行うと考えている
・デフレマインド転換が広がること望ましく日銀としてできるだけサポート
・米利上げ、国際金融市場や世界経済に与える影響を注視していく
・米経済の回復は世界経済にとっても望ましい＝米利上げで
・新興国経済の減速の影響で物価目標が達成できなくなる状況ではない
・下振れリスクの顕現化に対応したもではない。追加緩和に当たらない
・量的・質的金融緩和をしっかり継続し、迅速な調整可能にする＝追加措置
・量的質的金融緩和、当面何か限界があるとは思っていない
・短いゾーン集中してイールド下げること適切でない＝国債買入年限長期化
・春闘の行方注視しているが、今回の補完措置とは直接関係ない
・より円滑な量的質的緩和の実行を確保する意味で対応した＝補完措置
・原油安で短期のインフレ予想は下低下も、中長期はそれほど下がってない
・賃金上昇し消費も伸びることが2%目標達成に不可欠
・FRBの政策見てやったということはない＝補完措置で
・追加緩和しなければならない時は当然思い切ったことをする
・まだ2%目標に向けて道半ば。出口議論はまだ時期尚早