豪・小売売上高とECB追加緩和発表後の豪ドルの動き(2015年12月4日)

2015年12月4日

・昨日のECB政策金利発表で追加緩和策が市場の期待の届かなかったことで急激なユーロの買い戻しからユーロクロスが大暴騰となり、豪ドルも翻弄される動きとなりました。
・本日9:30に11月の小売売上高が発表されて予想より良かったことで直後は小幅買われましたが、昨日のECB後に大きく動いたことや、今夜に米・雇用統計と減産が注目のOPEC総会を控えていることで方向感のない動きになりました。

結果
10:30 豪・11月小売売上高 [前月比] 予想:+0.4% 結果:+0.5% (前回:+0.4%)

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間はジリ上げとなって22:00には0.7324まで上昇しました。
その後は押し戻されて21:30には0.7332まで下落した後は再び上昇して22:55には0.7346まで上昇しました。
しかしそこからは下げ出して00:55には0.7288まで下落しましたが、再び反転上昇となって06:15には0.7362まで上昇して0.7338でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げとなって9:30の小売売上高の時は0.7323でした。
発表で0.7323から0.7347まで上げましたがすぐに押し戻されてリバを挟みながら11:55には0.7314まで下落しました。
その後は0.7320近辺で小動きとなって、0.7317で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-10分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間序盤はジリ上げとなって20:40には90.57まで上昇しましたが、そこからは下げ出してドラギECB総裁発表から強烈なユーロ買い・ドル売りとなったことでドル円に引っ張られて00:40には89.69まで下落しました。
その後は戻して89.80-90.15で上下して89.97でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると89.85-90.15で上下して、9:30は89.80でした。
発表で89.80から90.04まで上げた後は89.90-90.00での小動きとなりましたが、11:20からジリ下げとなって11:55には89.67まで下落しました。
その後は89.70-80で小動きでしたが、14:10から再度下げ出して14:20には89.60まで下落し、89.72で15時となりました。

左:豪ドル・円-10分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間はゆっくりとしたジリ上げとなって22:40には1.1045まで上昇し、1.1000-040での上下となりました。
その後は徐々に下げていって1.0965でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると7:30に1.1022まで急伸する場面がありましたがすぐに戻してからはジリ下げとなって9:30は1.0944でした。
発表で1.0944から1.0975まで31pips上げた後は、1.0965-80での小動きとなりました。
しかし11:15からジリ下げが続いて14:20には1.0924まで下落し、1.0939で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-10分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は123.50近辺で上下していましたが21:30から下げ出し、ECBの追加緩和策が期待を下回ったことで急激なユーロの買い戻しの流れとなったことでしばらくは大きく上下に振っていましたが、00:00を過ぎると下げ基調が鮮明となって04:55には122.29まで大幅下落して122.58でNYクローズとなりました。
・東京時間になるとジリ上げとなって8:40には122.76まで上昇し、9:00に122.48まで押し戻された後は再び上げて10:20には122.84まで上昇しました。 その後は再び押し戻されて122.60近辺での小動きが続いて122.60で15時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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