2015年11月16日
先週土曜日早朝にパリで大規模な同時多発テロが発生して、本日はユーロ売りとリスク回避の円買いで始まってユーロドルは一時1.0700を割り込んで1.0686まで下落し、ドル円も122.19まで下落しました。
ユーロドルは戻りは鈍いまま小動きとなり、ドル円は先週金曜日終値との下窓をほぼ埋めました。
ドル円(チャートは6:00時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間は122.65-80で小動きでしたが、22:30の10月小売売上高とPPIの発表直後には122.41まで下落しました。
しかしすぐに反転して02:10には122.98まで上昇しましたが、そこからはNY株が下げ幅を拡大していったことでジリ下げとなって、122.63でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は43pips下窓を明けた122.20で始まりましたが、そこからは上げ出して7:40には122.44まで上昇し、8:20に122.22まで押し戻された後はジリ上げとなって10:10には122.60まで上昇してNYクローズで開いた窓をほぼ埋めました。
その後は小幅押し戻されて122.50近辺での小動きが続いて、122.42で15時となりました。
ユーロドル(チャートは6:00時点)
・先週金曜日の20:40に1.0807を付けた後はジリ下げが続き、22:30の米指標で上昇する場面がありましたがすぐに押し戻されて02:20には1.072まで下落しました。
その後は戻して1.0762でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は25pips下窓を明けた1.0737で始まり、8:00から急落して8:20には1.0686まで下落しました。
その後は小幅戻して1.0720近辺での小動きが続いて、1.0725で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。
先週金曜日のNY株式市場
NY DOW 17,245.24(-202.83)
NASDAQ 4,927.88(-77.20)
・先週金曜日のNY株は10月小売売上高と10月PPIが予想を下回ったことや連日の原油先物価格の大幅下落を受けてダウ・ナス共に大幅続落しました。