オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2015年7月9日)

2015年7月9日

本日10:30に6月オーストラリア雇用統計が発表され、新規雇用者数、失業率共に予想より上回り、発表直後は上下に振っていましたが20分経った10:50から急伸してからは高値圏で推移して15時となりました。

 

結果
10:30 6月新規雇用者数 予想:+-0.00万人 結果:+0.73万人 (前回:+4.20万人 修正値:+4.00万人)
10:30 6月失業率 予想:6.1% 結果:6.0% (前回:6.0% 修正値:5.9%)

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の16:00に0.7371を付けた後は一進一退しながら上げていき01:10には0.7449まで上昇し、その後は0.7415-45で上下して0.7423でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると、0.7420-35で小動きでしたが、8:40から下げ出して9:40には0.7391まで下落し、10:30の雇用統計の時は0.7412でした。
発表で0.7412から0.7444まで32pips急伸した後は反転下落となって10:40には0.7402まで下落しました。
しかしそこからは反転上昇となって11:10の0.7474まで上げ続けました。
その後は0.7445-75で上下し、14:15から再び上げて14:40には0.7489まで上昇して、0.7482で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の東京時間から円買いの流れが強まり、欧州時間序盤は戻して20:20には90.48まで上昇しましたが、そこからはジリ下げとなって03:50には89.48まで下落し、89.63でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると、89.45-70で小動きでしたが、8:40から下げ出して9:40には89.15まで下落し、10:30の雇用統計の時は89.59でした。
発表で89.59から89.99まで40pips急伸した後は反転下落となって10:40には89.40まで下落しました。
しかしそこからは反転上昇となって11:10の90.64まで上げ続けました。
その後、90.10-55で上下していましたが、13:50から再び上げ出して14:40には90.99まで上昇し、90.91で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の14:30の1.1156から下げ出し欧州・NYタイムでも下げ続けて、05:30には1.1016まで下落して1.1025でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げが続き8:15には1.1058まで上昇し、そこからは逆にジリ下げとなって9:30には1.1023まで下落し、10:30は1.1018でした。
発表で1.1018から1.1068まで50pips急伸し、その後はジリ上げが続いて14:40には1.1111まで上昇し、1.1094で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は日経暴落による東京時間からの下落が欧州・NYタイムでも続いて04:20には120.40まで下落し、120.71でNYクローズとなりました。
またFOMC議事要旨で「多くの当局者がギリシャについて懸念を表明」「利上げ開始を正当化する状況になお近づいている」「多くの当局者が時期尚早の利上げをしないよう警告」「見通しに対して慎重になる根拠を多く指摘」などの内容でしたが、反応は薄いものでした。
・東京時間に入ると7:15に120.46まで下げた後はジリ上げとなって9:00には120.91まで上昇しました。
そこからは120.60-95で上下していましたが、10:50から上げ足速く121.29まで上昇し、121.00-25での動きとなりました。
その後13:50から再び上げ出して14:50には121.53まで上昇し、121.49で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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