日銀政策金利発表後の東京時間のドル円の動き(2015年6月19日)

2015年6月19日

本日12:04に日銀金融政策決定会合の発表があり、結果は現状維持でドル円は小幅に動いただけで大きな反応はありませんでした。
15:30から始まる黒田総裁会見では先日の衆・参議院財政金融委員会でドル円が大きく動きたこともあり、発言内容がとても注目されています。

結果
12:04 日銀金融政策決定会合 現状維持

ドル円(チャートは15:00時点)
・昨日のドル円は欧州時間は下げが続き19:10には122.54まで下落し、そこからは122.70近辺で小動きとなりました。
その後21:30の5月CPIが予想より悪かったことで122.47まで下落しましたがすぐに戻し、23:00の6月フィラデルフィア連銀景況指数が予想を大幅に上回る好結果だったことから上げ出して01:30には123.15まで上昇し、123.00近辺で小動きの後小幅下げて122.91でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると122.80-123.10で上下が続き、12:04に日銀金融政策発表がありましたが、122.94-123.04を小幅に動いただけでした。
その後はジリジリと上げて14:30には123.21まで上昇し、123.13で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

ユーロドル(チャートは15:00時点)
・昨日の欧州時間は1.1385-420で小動きでしたが、01:20に「ギリシャ支援は年末まで延長へ」との一部報道で1.1396から1.1436まで40pips急伸しましたが、直後にメルケル独首相の(ギリシャ支援延長報道について聞かれ)「ギリシャ債権者側から出た既存の案しか知らない」との報道で反転して01:35には1.1336まで急落し、15分間で100pips動きました。
その後1.1370を挟んで上下し、1.1365でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.1360-80で小動きでしたが、7:00に急伸して1.1400まで上昇し、すぐに反転下落となって上髭を形成しました。
その後1.1370-90での上下が続いていましたが、13:00から下げ出して14:30には1.1339まで下落し、1.1347で15時となりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
 

左:ユロドル-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
前場は小動きでしたが、後場になるとジリジリと上昇して高値圏で15時となりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  18,115.84(+180.10)
NASDAQ   5,132.95(+68.07)
昨日のNY株はフィラデルフィア連銀製造業景況指数やコンファレンスボード景気先行指数が予想を上回ったことやドル高の一服、また昨日のFOMC声明で利上げのペースや緩やかになるとの買い安心感からダウ、ナス共に大幅上昇となり、ナスダックは終値での史上最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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