2015年6月9日
・昨日は16時前にオバマ米大統領がドル高に懸念を示したとの報道やドイツ長期金利上昇や米長期金利低下でドル売り、ユーロ買いが進み、先週金曜日の雇用統計発表後のドル買い分が打ち消させれ行って来いとなりました。
・本日の東京時間ではドル円はリバる場面がありましたが押し戻されて、日経が急落したことから更に下落しました。またユーロドルは10時過ぎから動意付いて上昇しました。
ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日はオバマ米大統領がドル高に懸念を示したとの報道(ホワイトハウスは公式に否定した)で15:45に125.50から124.98まで急落し、いったん戻りましたが、日付が変わると下げ足を速めて04:30には124.29まで下落し、124.45でNYクローズとなり、先週の雇用統計後の上昇分が行って来いとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなって9:20には124.73まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて124.40-60での小動きとなりました。
しかし14:00から日経が急落したことでドル円も下げ出して、124.28で15時となりました。
ユーロドル(チャートは15:00時点)
・昨日はオバマ米大統領がドル高に懸念を示したとの報道(ホワイトハウスは公式に否定した)で15:45に1.1100から1.1162まで急落し、いったん押し戻されましたが、19:30の1.1119からジリ上げが続いて05:30の1.1306まで187pipsもの大幅上昇となり、1.1288でNYクローズとなり、ユーロドルも先週の雇用統計後の下落分が行って来いとなりました。
・東京時間に入ると1.1280近辺で小動きが続いていましたが、10:00から上げ出し、10:40には1.1293から1.1336まで43pips急伸し、そこからは1.1320近辺での小動きが続いた後、14:40には1.1319まで上昇して、1.1338で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
前場は小動きでしたが、後場になると急伸して高値圏で15時となりました。
米国10年債権利回り(チャートは12:00時点)
雇用統計直後に2.418%まで利回りが上昇してからは2.370-2.410%の高い水準でのレンジが続いています。
左:米国10年債権利回り-1時間足 右:米国10年債権利回り-日足
昨日のNY株式市場
NY DOW 17,766.55(-82.91)
NASDAQ 5,021.63(-46.83)
・昨日のNY株は先週の雇用統計好結果による早期米利上げ観測やギリシャ債務問題で軟調な展開となり、ダウ・ナス共に下落しました。