2015年6月3日
・昨日はユーロドルが欧州の金利上昇や「ギリシャの国際債権団は同国政府が提示する案に合意するだろう」との一部報道でストップを巻き込んで大急騰したことで、ドル売りの流れとなり、豪ドル・ドルも大幅上昇となりました。
・本日10：30にオーストラリアの1-3月GDP発表があり、前期比・前年比共に予想を上回ったことで豪ドルは大きく買われました。
今夜はADP、ECB、ベージュブックがあり、大きく振れることが予想されるので資金管理をしっかりとして臨みたいところです。
結果
10:30 豪・第1四半期GDP [前期比] 予想：+0.7% 結果：0.9% （前回：+0.5%）
10:30 豪・第1四半期GDP [前年比] 予想：+2.1% 結果：2.3% （前回：+2.5% 修正値：+2.4%）
10:45 5月中国HSBCサービスPMI 予想：53.3 結果：53.5 前回52.9
豪ドル－ドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は0.7670-0.7700で上下していましたが、22：00にユーロドルが「ギリシャの国際債権団は同国政府が提示する案に合意するだろう」との一部報道で急騰したことでドル売りの動きが強くなったことで豪ドル・ドルも急伸して23：00には0.7767まで上昇しました。
その後、0.7734まで押し戻された後再びジリ上げとなって02：00には0.7789まで上昇し、そこからは小幅に下げて0.7767でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリジリとした下げが続いて、10：30の豪・GDP発表の時は0.7756でした。
発表で好結果だったことで0.7756から0.7818まで62pips急伸し、0.7805-20で揉み合った後11：05からはジリ下げとなって12：30には0.7781まで下落しました。
その後はジリジリと上げて0.7800で15時となりました。
左：豪ドル・ドル－10分足 右：豪ドル・ドル－1時間足
左：豪ドル・ドル－日足
豪ドル－円（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は95.60-96.10で上下していましたが、22：00からユーロドル急騰で豪ドル・ドルは上昇、ドル円は下落の動きとなり、豪ドル・円は上昇して22：10には96.19まで上昇し、96.00-25での揉み合いとなりました。
その後、01：00から再び上げ出して04：00には96.58まで上昇し、そこからは96.40近辺で小動きとなって96.42でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると小幅下げて7：50には96.21まで下落し、96.25-40で小動きとなって10：30は96.30でした。
発表で96.30から96.87まで57pips急伸し、96.70-90で揉み合った後11：05からはジリ下げとなって11：40には96.53まで下落しました。
その後は96.55-70での小動きが続いて、96.62で15時となりました。
左：豪ドル・円－10分足 右：豪ドル・円－1時間足
左：豪ドル・円－日足
豪ドル－NZドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は18：00に1.0819まで上昇した後はジリ下げとなって22：10に1.0780まで下落した後は、逆にジリ上げとなって00：00には1.0831まで上昇し、そこからは1.0820近辺でこう着となって1.0812ででNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると小幅上げて1.0830-40で小動きとなり、発表前の10：15に上げて1.0856まで上昇し、10：30は1.0838でした。
発表で1.0838から1.0882まで45pips急伸しましたが、そこからはジリ下げとなり、12：30には1.0848まで下落しました。
その後は1.0860近辺での小動きが続いて、1.0860で15時となりました。
左：豪ドル・NZドル－10分足 右：豪ドル・NZドル－1時間足
左：豪ドル・NZドル－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日は欧州時間序盤は124.50-80で上下していましたが、「ギリシャの国際債権団は同国政府が提示する案に合意するだろう」との一部報道で22：00からユーロドルがストップを巻き込んで急騰したことでドル売りが強まりドル円は下げ出して23：00には123.74まで下落しました。
その後は123.90-25で上下して124.09でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると124.00-15で小動きとなり、9：30に124.23まで上昇する場面がありましたが、そこからは押し戻されて11：00には123.86まで下落しました。
その後12:30に124.08まで戻る場面がありましたが、再びジリ下げとなって14：20には123.79まで下落し、123.85で15時となりました。
左：ドル円－10分足 右：ドル円－1時間足
左：ドル円－日足
ユーロドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間に入ると上げ出して16：10には1.0992まで上昇した後押し戻されて17：00には1.0945まで下落し、1.0960-95で上下していました。
欧州の金利が上昇した流れを受けて19：20に1.1000を超えると再び上げ出して20：20には1.1054まで上昇し、1.1040近辺での揉み合いとなりました。
そして「ギリシャの国際債権団は同国政府が提示する案に合意するだろう」との一部報道で22：00の1.1064から急騰して22：15には1.1192まで128pips上昇しました。
そこからは押し戻されて22：30には1.1103まで下落して上髭を形成し、1.1110-55で上下していました。
その後は01：30から再び上げ出して02：15には1.1188まで上昇し、1.1180近辺で小動きが続き、04：00に小幅下げて1.1149でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.1150近辺でこう着でしたが、9：20から下げ出して9：40には1.1133まで小幅下げて、1.1140近辺で小動きとなりました。
しかし10：30の豪・GDP発表で急伸して1.1147から10：35には1.1170まで23pips上昇し、10：55には1.1175まで上昇しました。
その後、ジリジリと下げて12：30には1.1151まで下げましたが、13：10から再び上げ出して14：20には1.1188まで上昇し、1.1175で15時となりました。
左：ユロドル－10分足 右：ユロドル－1時間足
左：ユロドル－日足
