2015年6月4日

・本日10：30にオーストラリアの4月貿易収支と4月小売売上高他が発表され、貿易収支、小売売上高共に予想よりも低い結果だったことで、豪ドルは売られました。

結果
10:30　豪・4月貿易収支　予想：-21.00億豪ドル　結果：-38.88億豪ドル　（前回：-13.22億豪ドル　修正値：-12.31億豪ドル）
10:30　豪・4月小売売上高 [前月比]　予想：+0.3%　結果：0.0%　（前回：+0.3%　修正値：+0.2%）
10:30　豪・4月輸出[前月比]　予想：－　結果：-6%　（前回：-2%）
10:30　豪・4月輸入[前月比]　予想：－　結果：+4%　（前回：-2%）

豪ドル－ドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間はジリ下げとなって21：15のADPでも大きく動かず21：40には0.7750まで下落しました。
しかし22：00からユーロドルが急騰したことでドル売りの流れとなって豪ドル・ドルも急伸して23：00には0.7813まで上昇しました。
そこからは反転してジリ下げとなって03：50には0.7767まで下落し、22時からの上昇分をほぼ打ち消しました。
その後、0.7770-90で上下して0.7779でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7765-85で上下して10：30の貿易収支・小売発表の時は0.7762でした。
発表で0.7762から0.7709まで53pips急落し、10：40には0.7707まで下落しました。
その後はジリジリとゆっくり上げて0.7719で15時となりました。

左：豪ドル・ドル－5分足　右：豪ドル・ドル－1時間足
　

左：豪ドル・ドル－日足

豪ドル－円（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間序盤は96.60-80で小動きとなり、22：00からは豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて豪ドル・円も上げて23：40には96.98まで上昇しました。
しかしそこからは反転してジリ下げとなって03：50には96.60まで下落し、96.66でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると96.55-70で上下して10：30は96.52でした。
発表で96.52から96.00まで52pips急落し、10：40には95.98まで下落しました。
その後は小幅戻して96.20近辺で小動きとなっていましたが、14：00からドル円が急落したことで豪ドル・円も下げ出して14：50には95.87まで下落し、95.96で15時となりました。

左：豪ドル・円－5分足　右：豪ドル・円－1時間足
　

左：豪ドル・円－日足

豪ドル－NZドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は1.0865-95で上下し、00：30から上げ出して00：50には1.0908まで上昇しました。
その後1.0900近辺で揉み合った後はジリ下げとなって1.0865でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ってもジリ下げが続き、10：30は1.0851でした。
発表で1.0851から1.0810まで41pips急落し、10：50には1.0800まで下落しました。
その後はジリ上となって13：40には1.0839まで上昇した後は押し戻されて14：40には1.0804まで下落し、1.0815で15時となりました。

左：豪ドル・NZドル－5分足　右：豪ドル・NZドル－1時間足
　

左：豪ドル・NZドル－日足

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日は欧州時間は上昇基調となって19：50には124.49まで上昇し、ADPが好結果だったことで21：50には124.67まで上昇しました。
しかし22：00からユーロドルがECBドラギ総裁の「ユーロ圏の回復は軌道に乗っている」「インフレは今年初めに底入れし、今後上昇し始めるだろう」「現時点ではＱＥを拡大する必要はないとみている」との発言やドイツ長期金利の上昇で急騰したことでドル売りの流れとなり、ドル円は23：00には123.99まで下落しました。
その後は持ち直して02：20には124.42まで上昇し、03：00のベージュブックは材料視はされず、124.21でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると124.20-40で上下していましたが、10：30から上げ出して10：50には124.57まで上昇しました。
その後、124.55-65で小動きとなっていましたが、14：00から日経の下げに連動して急落して14：10には124.28まで下落し、14:30には124.26まで下落して124.30で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

左：ドル円－日足