2014年12月18日
昨日のFOMCで「相当の間」から「忍耐強く対応できる」と文言を変更したことを好感してドル円は急騰し、NY株も大幅上昇となりました。
東京時間は利確からなのか小幅にゆっくりとしたジリ下げとなりました。
★FOMC声明全文を、FOMC声明全文(2014年12月18日)の記事に載せています。
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ドル円(チャートは15:00時点)
・昨日は欧州時間は117.00-30で上下し、NYタイムにはいるとジリ上げとなって2:20には117.82まで上昇し、FOMCの4:00は117.59でした。
発表で116.98-117.67で振れた後、4:20には117.17まで下落しましたが、そこからは反転して5:40の118.89まで172pipsの大幅上昇となって、118.62でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると、ゆっくりとしたジリ下げとなり、14:20には118.35まで下げて、118.47で15時となりました。
ユーロドル(チャートは15:00時点)
・昨日は欧州時間は1.2460近辺で小動きでしたが、00:10から下げ出して00:30には1.2387まで下落し、そこからは1.2400-420で小動きとなって、FOMCの4:00は1.2398でした。
発表で1.2369-1.2452で振れた後は上昇して4:20には1.2473まで上昇しました。
しかし、そこからは急落して4:55には1.2320まで153pipsもの大幅下落し、1.2320-40で小動きとなって1.2342でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると、1.2320-50での小動きが続き、1.2343で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
前場は小動きでしたが、後場に一段上げて高値圏で上下して15時となりました。
昨日のNY株式市場
NY DOW 17,356.87(+288.00)
NASDAQ 4,644.31(+96.48)
・昨日のNY株は朝方からECBのクーレ専任理事が来年にも量的緩和に踏み切ることを示唆したとの報道などで堅調な動きが続いていました。
FOMC声明で利上げに対して慎重な姿勢ということから上げ幅を広げてダウは300ドル近い大幅上昇となりました。