衆議院選挙後のドル円の動き(2014年12月15日)

2014年12月15日

昨日(12/14)に衆議院選挙があり、予想通り与党の自民・公明が勝利しましたが、選挙前に上昇していたことや先週金曜日の欧米株や他の新興国株が大幅下落したことでリスク回避の円買いと月曜朝の薄商いを狙った仕掛け的な売りで8時過ぎには118円を割り込みましたが、すぐに反転上昇となって10時半には119円に乗せるという激しい値動きとなりました。
上下に大きく振れた後は小動きのまま15時を迎えました。

 

衆議院選挙結果
自公:325、野党:150

自民:290(-3)、公明:35(+4)
民主:73(+11)、維新:41(-1)、共産:21(+13)、次世代:2(-17)、生活2(-3)、社民:2(0)、改革:0(0)、諸派:0(0)、無所属:9(-8)

*無所属から追加公認で自民党への議席は除く

 

結果
08:50 日銀短観 [大企業製造業業況判断] 予想:13 結果:12 (前回:13)
08:50 日銀短観 [大企業製造業先行き] 予想:13 結果:9 (前回:13)
08:50 日銀短観 [大企業非製造業業況判断] 予想:13 結果:16 (前回:13)
08:50 日銀短観 [大企業非製造業先行き] 予想:14 結果:15 (前回:14)
08:50 日銀短観 [設備投資計画:前年比] 予想:+8.1% 結果:+8.9% (前回:+8.6%)

ドル円(チャートは15:00時点)
・先週金曜日の東京株式市場が引けてから円高が進行して18:10には118.03まで下落しました。
その後118.20-60で揉み合いとなった後上昇して00:00には119.08まで上昇しましたが、再び押し戻されて1:50には118.20まで下落し、そこからはリバって118.80でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は118.67で始まり、直後から早いピッチの下落となり8:35の117.76まで下げ続けましたが、しかし、そこからは逆に急反騰となって10:45の119.04まで上昇しました。
その後118.70近辺で上下していましたが、14:40から小幅下げて118.56で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

ユーロドル(チャートは15:00時点)
・先週金曜日の16:20に1.2389を付けた後は上昇基調となり1:50には1.2485まで上昇し、その後は小幅押し戻されて1.2456でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は1.2473で始まり、7:40に1.2478まで上げた後はジリ下げが続いて13:00には1.2433まで下落しました。
その後、小幅リバって、1.2443で15時となりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
 

左:ユロドル-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  17,280.83(-315.51)
NASDAQ   4,653.60(-54.56)
先週金曜日のNY株は国際エネルギー機関(IEA)による世界の石油需要見通しの引き下げで原油先物が下げ止まりの気配すらなかったことで、中国の景気減速や欧州、日本のデフレによって米国経済が影響を受けるとの懸念や今週のFOMCでゼロ金利政策を「相当期間維持する」とも文言が外された時の影響への懸念から売りがかさみ、ダウは300ドルを超える大幅下落となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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