米・雇用統計、日本GDP発表後のドル円の動き(2014年12月8日)

2014年12月8日

先週金曜日の雇用統計が好結果だったことでドル円は大幅高で返ってきましたが、本日8:50に発表されたGDP二次速報が予想外の悪化だったことで、下落しましたが深押しとはならず、121.50近辺での小動きとなりました。

結果
08:50 10月経常収支 予想:+3701億円 結果:+8334億円 (前回:+9630億円)
08:50 10月貿易収支 予想:-5696億円 結果:-7666億円 (前回:-7145億円)
08:50 第3四半期GDP・二次速報 [前期比] 予想:-0.1% 結果:-0.5% (前回:-0.4%)
08:50 第3四半期GDP・二次速報 [前期比年率] 予想:-0.5% 結果:-1.9% (前回:-1.6%)

ドル円(チャートは15:00時点)
・先週金曜日は雇用統計への期待で欧州時間からジリ上げが続き、15時の120.00から20:50には120.68まで上昇し、雇用統計発表の22:30は120.41でした。
発表で120.41から121.37まで96pips急伸して、120.97まで押した後再び上げ出して23:50には121.68まで上昇しました。
その後は121.30-55で上下して121.44でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は小幅上窓を明けて121.58で始まり、7:55には121.85まで上昇しましたが、そこからは下げ出して10:15には121.33まで下落しました。
その後は121.50-60で小動きが続いて、121.54で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

ユーロドル(チャートは15:00時点)
・先週金曜日の欧州時間は16:40に1.2383を付けた後はジリ下げとなり21:20には1.2345まで下落し、雇用統計発表前には戻してきて、22:30は1.2355でした。
発表で1.2355から1.2278まで77pips急落し、23:50には1.2270まで下落した後は1.2280-1.2310で上下して1.2285でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は1.2286で始まり、1.2280-1.2305での小動きが続いて、1.2294で15時となりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな下窓を明けて下落し、東京時間は小動きでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

昨夜のNY株式市場
NY DOW  17,958.79(+58.69)
NASDAQ   4,780.75(+11.32)
昨日のNY株は雇用統計で雇用者数が大幅増だったことや平均時給が前月から増加したことを好感して終日堅調な展開となり、ダウ、ナス共に上昇してダウは過去最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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