中国利下げ発表後の豪ドルの動き(2014年11月22日)

2014年11月22日

昨日(11/21)に中国が景気テコ入れ策として予想外の利下げを発表しました。 
主要政策金利の引き下げは約2年ぶりです。
・1年物貸出金利は40bp引き下げて5.6%
・1年物預金金利は25bp引き下げて2.75%
・11月22日から実施

中国金利引き上げの発表直後に豪ドルは急伸しました。
また、ECBドラギ総裁がユーロ圏の景気刺激策を追加するとの報道もあって、ユーロは下落し、欧州株式市場は大幅上昇、NY株式市場も上昇してダウは過去最高値を更新しました。

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
東京時間は0.8620-50で上下し、欧州時間に入ると小幅下げて18:00には0.8605まで下落しましたが、すぐに戻って0.8620-40で小動きとなっていました。
しかし、19:30に中国利下げの報道で0.8630から19:35には0.8720まで90pips急伸しました。
その後はしばらく0.8680-0.8715で上下していましたが、1:00からは小幅に下げて0.8660-80での小動きとなり、0.8664でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
欧州時間は101.50-80で上下していました。
19:30の中国利下げの報道で101.65から19:35には102.63まで98pips急伸し、更に上げて20:45には102.83まで上昇しました。
その後はしばらく102.70で揉んでいましたが、22:20から下げ始めて1:05には101.92まで下落し、中国利下げ後の急伸分の大半を消してしまいました。
そこからは一旦リバって3:05には102.31まで上昇した後は再び押し戻されて102.00近辺でこう着となり、102.10で0.8664でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
東京時間は1.0950近辺でこう着で、欧州時間に入るとジリ上げとなり、中国利下げ報道の19:30は1.0965でした。
発表で1.0965から1.0995まで30pips小幅に上昇し、更に上げて21:40には1.1012まで上昇しました。
そ1.0975-1.1005で上下し、1.0988でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
欧州時間は117.50-118.00で上下し、中国利下げ報道の19:30は117.78でした。
発表で117.78から117.63まで15pips小幅に下げただけで大きな反応はしませんでした。
20:45に118.10まで上昇しましたが、そこから下げ始めて00:50には117.37まで下落した後は、逆に反転上昇となり3:10には117.95まで上昇しました。
その後、117.70-80で小動きとなり117.80でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

左:ドル円-日足

 

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