衆議院解散日のドル円の動き(2014年11月21日)

2014年11月21日

本日(11/21)午後13:00の本会議で衆議院が解散されました。
昨日までは執拗な円売りとドル買いでドル円は上昇を続けて、昨日の16時過ぎに118.97まで上昇した後は欧州・NYタイムでは下げ基調となり、東京時間に入っても下げが続いていたところに、麻生財務大臣の「円安のスピードのテンポは速過ぎる」、「急激な為替の変動は歓迎しない」との発言が伝わると下げ足を速めました。
その後は上下しながら戻し、午後13:00の本会議で衆議院が解散された後の13:50から日経は急伸しましたがドル円は小幅に上昇し、下げ幅を縮小して15時となりました。

来週月曜日の日本市場は休場となり、ただでさえ最近はハイボラ相場が続いている状況なので、薄商いの中での仕掛け的な揺さぶりには十分気をつけていきたいところです。

ドル円(チャートは15:00時点)
・昨日の東京時間から上げ続け、欧州時間に入った16:10に118.97まで上昇した後は急落して17:10には118.29まで下落し、そこからはリバを挟みながら下落していき23:30には117.74まで下落しました。
その後117.80-118.30で上下して118.21でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると、上げ出して8:30には118.37まで上昇しましたが、そこからは逆に下げ出して10:40に麻生財務大臣の「円安のスピードのテンポは速過ぎる」、「急激な為替の変動は歓迎しない」との発言が伝わると急落して11:10には117.33まで下落しました。
そこからは上下しながら上昇基調になり、14:00には117.94まで上昇し、117.87で15時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

ユーロドル(チャートは15:00時点)
・昨日の17:10に1.2575まで上昇した直後に急落して17:40には1.2503まで下落しました。
その後1.2510-70の大きな幅で上下し、1.2538でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると、ジリ上げとなり11:05には1.2568まで上昇し、1.2550-70で上下していました。
その後、14:35から小幅下げて1.2546で15時となりました。

左:ユロドル-10分足 右:ユロドル-1時間足
 

左:ユロドル-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足

 

 

昨夜のNY株式市場
NY DOW  17,719.00(+33.27)
NASDAQ   4,701.87(+26.16)
昨日のNY株は朝方は軟調でしたが徐々に上昇してダウ、ナス共にプラスとなってからはプラス圏での小動きが引けまで続き、ダウは過去最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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