豪・RBA政策金利発表後の豪ドルの動き(2014年10月7日)

2014年10月7日

本日のRBA政策金利発表では大きく動きませんでした。
しかし、ドル円が阿部首相の発言で急落し、日銀金融政策決定会合後に更に下落したことで、豪ドル・ドルは上昇し、豪ドル・円は円高の勢いに引っ張られました。

結果
12:30 豪・RBAキャッシュターゲット 予想:2.50% 結果:2.50% (前回:2.50%)

RBA声明の抜粋
・最も賢明な経路は政策金利の安定である可能性
・為替レートはドル高を大部分反映して最近下落しているが、特に最近数カ月の商品価格の一段の下落を考慮すると、歴史的水準より高い
・成長は今後数四半期に渡ってトレンドをやや下回るだろう

★RBA声明全文を、オーストラリア準備銀行(RBA)声明全文(2014年10月7日)の記事に載せています。 (下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の東京時間からNYタイムの後半までジリ上げが続き、昨日8:15の0.8654から本日早朝4:30の0.8783まで129pipsもの幅を上げ続けて、0.8759でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.8760-70で小動きとなっていましたが、9:10から下げ始めて11:20には0.8731まで下落し、RBA政策金利発表の12:30は0.8742でした。
発表で08742から0.8725まで小幅17pips下げましたが、すぐに反転上昇となり0.8740-50で小動きとなりました。
しかし、13:35に安部首相の円相場についての発言によりドル円が急落したことで、逆相関の豪ドル・ドルは上昇して14:30には0.8784まで上昇し、押し戻されて0.8771で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日は豪ドル・ドルの上昇とドル円の下落の板挟みになり、95.25-55をフラフラして95.27でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると95.25-55でフラフラが続き、12:30は95.41でした。
発表で直後に95.25まで下落しましたが、すぐに戻して95.40-50で小動きとなりました。
13:35に安部首相の円相場についての発言によりドル円が急落、豪ドル・ドルが上昇したことで、豪ドル・円は板挟みとなって95.35-45で小動きとなりましたが、14:50から小幅下落して95.24で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は方向感なく1.1190-220で上下していましたが、3:00から下げ出して4:30には1.1153まで下落し、1.1173でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなり12:20の1.1220まで上げ続けて、12:30は1.1205でした。
発表では大きな動きはなく1.1198-1.1216を上下し、その後も1.1210近辺での小動きが続いていましたが、14:50から小幅下落して1.1199で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

 

ドル円(チャートは15:00時点)
・欧州時間からドル売りの流れとなってジリ下げが続き、NYタイムでも引き続きドル売りが継続して、15:00の109.53から4:30の108.64まで89pipsを下げ続け、108.75でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げが続き、11:30には109.23まで上昇し、109.05-15で日銀金融政策決定会合発表を待つ形となりました。
しかし、発表前の13:35に安部首相の円相場についての発言で、13:35の109.11から13:40の108.75まで36pips急落しました。
その後、一旦108.95までリバりましたが再び下げ出して14:40には108.54まで下落し、108.56で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

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