今週に入ってドル高進行が加速しています(2014年9月9日)

2014年9月9日

先週末に雇用統計を通過し、月曜日からドル高が加速しています。
ドル円は昨夜0時あたりからドル買いの動きが強まり、ほぼ全通貨に対してドルが買われ、本日の東京時間でもドル買いの動きが強まりました。
ユーロやポンドはそれぞれに売られる理由があるため、値動きが大きくなっています。

ドル円(チャートは13:00時点)
先週末は105.08で今週月曜日の7時は105.12で始まり、東京時間は小動きでしたが、その日(9/8)の20時から動意付いてからは上げ続けて106円台に突入し、東京時間の11時過ぎから再び上げ出して13時は106.22でした。

左:ドル円-1時間足 右:ドル円-日足

 

 

ユーロドル(チャートは13:00時点)
9/4のECB利下げ発表で急落した後は雇用統計を挟んで1.2950近辺での上下が続いていました。
昨夜も東京・欧州時間は1.2950近辺で小動きでしたが、2:00から急落して2:30には1.2880まで下落し、12894でNYクローズとなりました。
本日の東京時間にもドル買いが始まり、11:30から下げ出して12:15には1.2866まで下落し、13時は1.2873でした。

左:ユロドル-1時間足 右:ユロドル-日足

 

 

ポンド・ドル(チャートは13:00時点)
9月18日にスコットランド独立是非の投票が予定されていますが、先週末の世論調査で独立賛成が反対を上回ったとのことで、先週末終値1.6330から週明け月曜日7時は1.6184とか146pipsの大きな窓を明けて下落していました。
(スコットランド独立賛成:51% 反対:49%)
昨夜は18:30からジリ上げとなっていましたが、23:55から下げ始めてほぼ安値の1.6102でNYクローズなりました。
東京時間に入ると1.6100近辺で小動きでしたが、11:30から下げ出して13時は1.6075でした。

左:ポンドル-1時間足 右:ポンドル-日足

 

 

イギリス国旗の変遷(Wikipediaより転載)

 

豪ドル・ドル(チャートは13:00時点)
先週末終値(9/6)0.9377よりも低い0.9363で月曜日(9/8)7時は始まり、その日の14時から下げが続いていて本日13時は0.9261でした。

左:豪ドル・ドル-1時間足 右:豪ドル・ドル-日足

 

 

米国10年債権利回り(チャートは13:00時点)

昨夜の0時あたりから利回りが上昇し始め、2.475%近辺で小動きとなってNY時間を終えました。
時間外となる東京時間の9時過ぎから上げ始めて9:30には2.502まで上昇し、13時とは2.495%でした。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足

 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW   17,111.42(-25.94)
NASDAQ   4,592.29(+9.39)
・ダウ、ナスは方向感のない動きで小幅安、ナスは小幅高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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