豪・貿易収支発表後の豪ドルの動き(2014年9月4日)

2014年9月4日

本日10:30にオーストラリアの貿易収支と小売売上高が発表されましたが、大きな動きにはなりませんでした。
また12時過ぎに日銀金融政策決定会合が発表されましたが、予想と変わらない内容だったため、ドル円も大きな動きにはなりませんでした。

今夜のECBドラギ総裁会見とADP、明日の米・雇用統計を通過した後に、ここまで続いてきたドル買い、円売り、ユーロ売りの流れがどうなるかを見極めていきたいところです。
個人的には7月初旬から続いている豪ドル・NZドルの上昇基調が継続するのかに注目しています。

結果
10:30 豪・7月貿易収支 予想:-17.50億豪ドル 結果:-13.59億豪ドル (前回:-16.83億豪ドル 修正値:-15.64億豪ドル)
10:30 豪・7月小売売上高 [前月比] 予想:+0.4% 結果:+0.4% (前回:+0.6%)
12:08 日銀金融政策決定会合 現状維持

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
昨日の14:00の0.9278からジリ上げとなり00:30の0.9350まで72pips上げ続け、0.9340近辺でこう着して0.9340でNYクローズとなりました。
東京時間に入っても0.9240近辺でのこう着が続き、10:30の貿易収支と小売売上高の発表の時は0.9342でした。
発表では大きく動かずに0.9342-60で18pips小幅に上下しただけでした。
その後0.9350近辺で小動きでしたが、14:00から下げ始めて0.9337で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
  

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
昨日17:00の97.69から急伸して17:40には98.02まで上昇し、21:40には98.11まで上昇した後は、97.90-98.05で上下して、97.88でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると97..95近辺でこう着となっていましたが、9:00から小幅上昇して9:10には98.10まで上昇し、10:30は97.97でした。
発表で97.97から98.15まで17pips上昇し、しばらく98.10-15で揉んでいました。
しかし11:40から下げ始めて、98.00で揉んだ後も下げが続き97.91で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
  

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
昨日の15:30の1.1175からジリ上げとなり01:40の1.1123まで48pips上げ続け、その後押し戻されて1.1212でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると1.1220近辺でこう着となり、10:30は1.1223でした。
発表で1.1223から1.1241まで18pips上昇しましたが、すぐに押し戻されて1.1235で揉んでいました。
しかし、11:35から下げ始めてからは下げが続き、1.1215で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
  

 

ドル円(チャートは15:30時点)
昨夜20:00の105.12からジリ下げが続き4:50には104.74まで下落し、104.77でNYクローズとなりました。
東京時間に入るとジリ上げとなり9:45には104.94まで上昇し、そこからは104.85-95で上下していました。
12:08に日銀金融政策決定会合の結果が発表され、104.87から104.78まで9pips下落し、12:25には104.72まで下落しましたが、すぐに戻ってきて104.80-85での小動きとなりました。
その後も104.80-85の小動きが続き、104.85で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

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