東京時間のドルの動き(2014年8月25日)

2014年8月25日

先週金曜日のジャクソンホールでドル高となりましたが、週が明けた本日の朝は仕掛け的なドル買いが入り、大きく窓を明けてドルが買われました。

ドル円(チャートは15:30時点)
先週金曜日はロシア車両がウクライナに侵入したとの報道で下げ足を速めて19:20には103.50まで下落しましたが、すぐに戻してイエレンFRB議長講演後に上げとなり23:40に104.18まで上昇し、押し戻されて103.87でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、仕掛け的なドル買いがあり7時は30pipsの上窓を明けて104.17で始まり、その後もジリ上げとなり7:45には104.26まで上昇しました。
その後は103.10-25での小動きとなり、104.17で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

ユーロドル(チャートは15:30時点)
先週金曜日は23:00のイエレン議長講演で下落し、23:50には1.3220まで下落しました。
そこから戻して1.3240近辺でこう着の後、3:30のドラギ総裁講演で1.3237から1.3261まで急伸しましたが、すぐに押し戻されて1.3245近辺での小動きとなって1.3242でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると強いドル買いのため、55pipsもの大きな下窓を明けた1.3187で7時の始まりとなり、1.3190-1.3200で上下した後、9:05には1.3205まで上昇しました。
その後は1.3200-210で小動きとなり1.3204で15時となりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
  

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
  

 

日経先物
15,590で寄り付き、直後に15,600まで上がりましたが、伸びずに15,570-590でこう着となりました。
10:35に15,550まで下落する場面がありましたが、再び15,560-580でのこう着となりました。
その後、12:10に15,610まで上げ、12:30には15,620まで上昇後は15,600近辺でこう着となりましたが、13:15に15,630まで上昇しました。
そこからは15,600-630で上下し、15:00に15,590まで下げる場面がありましたが、15,620(+70)△0.45%で引けとなりました。
現物は15,613.25(+74.06)△0.48%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
  

 

先週金曜日のNY株式市場
NY DOW  17,001.22(-38.27)
NASDAQ  4,538.55(+6.45)
イエレンFRB議長は、「雇用の回復は完全でない」と述べる一方で、労働市場の「改善が予想よりも早いペースで続いた」場合には早期利上げの可能性にも言及しましたが、タカ派、ハト派の両方のバランスのとれた内容と受け止められたため、一方方向への動きにならず方向感のない展開となりました。
またロシアの支援車両がウクライナに不法侵入したとの報道もありましたが、大きな反応にはなりませんでした。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

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