オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2014年6月12日)

2014年6月12日

豪・雇用統計の発表で、結果が予想よりも悪化したことで急落しましたが、正規雇用者数が前月比+2.22万人となったことを材料に下髭を付けて戻ってきて、そこからは小幅ながら上値追いの動きとなり東京時間を終わりました。

結果
06:00 NZ・政策金利 予想:3.25% 結果:3.25% (前回:3.00%)
10:30 豪・5月新規雇用者数 予想:+1.00万人 結果:-0.48万人 (前回:+1.42万人 修正値:+1.03万人)
10:30 豪・5月失業率 予想:5.8% 結果:5.8% (前回:5.8%)

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の東京・欧州時間は上下に振りながら上げていき、20:25には0.9405まで上昇し、そこからはジリ下げとなって、0.9382でNYクローズとなりました。
・0.6:00にNZが0.25%利上げして3.25%にしたことで、NZドルの上昇に引っ張られて、メンテ明けの6:10には15pips窓明けの0.9397で始まりましたが、すぐに下落して6:20には0.9379まで戻って行って来いとなりました。
そこからは、0.9380近辺で小動きとなり、0.9380で10:30の雇用統計の発表の時間となりました。
発表で結果が予想よりも悪化していたことで、0.9343まで37pips急落しましたが、即座に切り返して下髭を作った形となりました。
その後、0.9365-85で上下してからは0.9375近辺でこう着となりましたが、14:45から上昇して、0.9389で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
  

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の東京はジリ上げとなり、17:30には96.11まで上昇しましたが、ドル円の下落に引っ張られて6:15には95.86まで下落し、その後もジリ下げとなって23:25には95.65まで下落しました。
その後、93.65-75で小動きとなり、95.74でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると、NZ利上げでメンテ明けの6:10には8pips窓明けの95.82で始まりましたが、すぐに下げて6:20には95.64まで下落しました。
そこからは、95.65-75で小動きとなり、95.66で10:30となりました。
発表で、95.66から95.34まで32pips下落しましたが、すぐに反転上昇となり、95.60-75で上下する動きとなりました。
その後、14:45から上昇して95.84で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
  

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
昨日の東京・欧州・NYタイムは1.0955-990で上下し、1.0959でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、NZの利上げでNZドル買いが強まり、メンテ明けの6:10には50pips下窓を明けて1.0909で始まりました。
そこからは、1.0890近辺でこう着となりましたが、9:00から再びNZドル買いによって下げ始めて、10:00には1.0844まで下落し、1.0848で10:30となりました。
発表で、1.0848から1.0812まで36pips下落しましたがすぐに戻ってきて、1.0840近辺でこう着となりました。
その後もこう着は続いて、1.0836で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
  

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日の東京・欧州時間は102.25-40で小動きでしたが、日銀金融政策決定会合での追加緩和が見送りとの報道や、欧州株式市場が軟調に推移したこと、時間外の米10年債利回りが低下したことで、ドル円は102円台を割り込み、20:25には101.86まで下落しました。
その後、102.00近辺で上下し、102.02でNYクローズとなりました。
・東京時間に入っても102.00近辺でのこう着が続いていましたが、日経が上昇に転じるとドル円はジリ上げとなり、12:20には102.13まで上昇しました。
その後は押し戻されて102.05-10で小動きとなり、102.07で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

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