日銀政策金利発表後の東京時間のドル円の動き(2014年5月21日)

2014年5月21日

本日11:40に日銀金融政策決定会合の発表があり、結果は現状維持ということで、直後に上昇しましたが、すぐに反転下落となり、101.11まで下落しましたが、ジリジリと上昇して戻りました。
15:30からの黒田総裁会見での反応が注目されるところです。

結果
11:41 日銀金融政策決定会合 現状維持

日銀金融政策決定会合骨子(時事通信より転載)
・現行の金融政策の継続を決定=全員一致
・景気は基調的には緩やかな回復を続けている
・設備投資、企業収益が改善するなかで緩やかに増加している
・量的質的緩和、所期の効果を発揮している
・2%の物価安定目指し必要な時点まで緩和継続
・経済の先行き、消費増税の影響受けつつも基調的には緩やかな回復続けていく
・消費者物価の前年比、しらばくの間1%台前半で推移する
・上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う

ドル円(チャートは15:30時点)
昨日の東京時間からの下落が欧州・NYタイムも続き、02:10には101.18まで下落し、戻して101.30でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、101.20-35で上下する動きが続き、決定会合発表直前は101.26でした。
発表で、101.26から101.37まで9pips上昇しましたが、すぐに下落し12:00には101.17まで下げて、12:50には101.11まで下落しました。
その後、14:05から上げ出して14:20には101.26まで上昇し、101.22で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

ユーロ・ドル(チャートは15:30時点)
昨日の17:40に1.3677まで下落した後は1.3700まで戻して、1.3685-1.3705で上下し1.3699でNYクローズとなりました。
東京時間は1.3700近辺でこう着となり、14:00からジリ上げとなり、1.3705で15時となりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
  

 

日本国債(チャートは15:00時点)
寄りから下落しましたが、決定会合発表後は株売り・債権買いの流れとなり上昇しました。
しかし日経が反転上昇したことで下落しました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
  

 

日経先物
13,970で寄り付き、直後から上昇となり9:15には14,050まで上げました。
そこからは、14,000-050で上下する動きとなり、決定会合の発表を待つ形となりました。
11:41の発表で、14,050から14,090まで上昇しましたが、すぐに反転下落となり12:00には14,000まで下落し、14,010で揉んだ後、更に下げて12:55には13,970まで下落しました。
しばらく13,970近辺で揉んだ後、13:30から上昇となり14,000で再び揉んでいましたが、14:05から更に上昇となり14:15に14,060まで上昇した後は14,050近辺でこう着となり、14,040(-20)▼0.14%で引けとなりました。
現物は14,042.17(-33.08)▼0.24%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
  

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  16,374.31(-137.55)
NASDAQ   4,096.89(-28.92)
ダウ・ナス共に下落しました。
キャタピラーや小売株が売られたことやフィラデルフィア連銀のプロッサー総裁の利上げ時期が予想よりも早くなる可能性があるとの発言が影響しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

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