日銀金融政策決定会合前日のドル円の動き（2014年5月20日）

2014年5月20日

日銀金融政策決定会合を明日に控え、昨日の東京時間から下落し101.00の攻防となっていましたが、0時からは一転して上昇基調となり、昨日の東京時間からの下落分が行って来いとなりました。
昨日からの上昇が決定会合前の吊り上げの可能性もあるので、上昇へ転換したかどうかは微妙なところです。

ドル円（チャートは15：30時点）
昨夜のNYタイムでは下値模索の動きで、101.10-20で上下していましたが、00：00から反転上昇となり、上昇はNYクローズまで続いて101.51でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、101.40-50で上下していましたが、10：50に101.59まで急伸してからは101.50-60で上下する動きとなり101.48で15時となりました。
15時過ぎてから仕掛け的な売りが入って、15:15には101.37まで下落し、15：30は101.41でした。昨日の東京時間からの下落を全戻しする形となりました。

左：ドル円－10分足　右：ドル円－1時間足
　　

ユーロ・ドル（チャートは15:30時点）
昨夜の23：00にメルシュECB専務理事の「6月にＥＣＢが行動する可能性は著しく高まった」という発言が伝わり、1.3702まで下落しましたが、急反転して23：20には1.3733まで上昇しましたが、急速に反転下落しました。その後は、1.3705-20で上下し1.3709でNYクローズとなりました。
東京時間は1.3710近辺でこう着となり、1.3710で15時なりました。

左：ユロドル－10分足　右：ユロドル－1時間足
　　

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　　

日経先物
14,090で寄り付き、ジリ下げとなり9：35には14,040まで下落しましたが、そこからは反転上昇となりジリジリと上げて12：35には14,150まで上昇となりました。
その後は、14,140近辺で揉んでいましたが、13：20から一段下に降りて14,100で揉んでいました。
引け前の14：55から下げて15：00には14,060まで下落して、14,060（+30）△0.21％で引けとなりました。
現物は14,075.25（+68.81）△0.49％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　　