昨夜のADP・GDP・FOMCの時の動き(2014年5月1日)

2014年5月1日

昨日は昼に日銀金融政策決定会合、夜はADP,米GDP、FOMCと大きなイベントが重なった日となりました。
GDPが予想よりも悪化したことで下落しましたが102円台を割ることはありませんでした。
ADPは予想より良く、FOMCの内容もほぼ予想通りだったことで大きな動きにはなりませんでした。
ダウは終値で史上最高値をつけたのですが、日経夜間取引は大きな上昇もなく、ドル円も102円台前半での動きとなりました。

結果
21:15 米・4月ADP全国雇用者数 予想:+21.0万人 結果:+22.0万人 (前回:+19.1万人 修正値:+20.9万人)
21:30 米・第1四半期GDP・速報値 [前期比年率] 予想:+1.2% 結果:+0.1% (前回:+2.6%)
21:30 米・第1四半期個人消費・速報値 [前期比] 予想:+2.0% 結果:+3.0% (前回:+3.3%)
22:45 米・4月シカゴ購買部協会景気指数 予想:57.0 結果:63.0 (前回:55.9)
27:00 米・FOMC 政策金利:変更なし
             月額長期国債購入額:300億ドルから250億ドルに減額
             月額MBS購入額:250億ドルから200億ドルに減額

★FOMC全文を、FOMC声明全文(2014年5月1日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

ドル円(チャートは6:00時点)
昨日の東京時間15時は102.30で、欧州時間は上昇となり、ADP発表で21:15には102.62まで上昇しましたがすぐに押し戻されて、21:30のGDPが悪化との発表で102.23まで急落しました。
その後の戻りは弱く、00:10には102.03まで下落し、そこからは弱いながらも戻して102.20でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

ユーロドル(チャートは6:00時点)
昨日18時の4月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が予想より悪かったことで下落して1.3768まで下落しましたが、そこからはジリ上げとなり、00:10には1.3876まで上昇しました。
その後は1.3870近辺でこう着となり、1.3866でNYクローズとなりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
  

 

米国債(チャートは6:00時点)
1-3月のGDPが悪化したことで米国債は買われ、高値圏で推移し6時となりました。

左:米国10年国債先物-15分足 右:米国10年国債先物-日足
  

 

日経先物(夜間)
14,290でナイトは寄り付き、14,300でこう着していました。
21:30の米GDPが悪化したことでドル円と共に下げて、21:35には14,240まで下落し、22:25には14,230まで下落しました。
その後、14,300まで戻る場面もありましたが、FOMCを控えていたこともあり14,270近辺でこう着となり3時の引けとなりました。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
  

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  16,580.84(+45.47)
NASDAQ   4,114.56(+11.01)
ダウ、ナス共に上昇。
ADPは予想より良く、GDPは予想を下回ったものの、1-3月なので寒波のせいということで大きく下押しすることはなく、FOMCの内容は予想通りだったことで、一時上下しましたが、ダウは終値で史上最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

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