昨日のNY市場の動き(2014年3月14日)

2014年3月14日

昨夜のNY市場は大荒れとなりました。
ウクライナ情勢の悪化や中国経済の減速懸念から株式・為替共に大幅下落となりました。

ドル円(チャートは6:10時点)
東京時間では102.70近辺で上下していましたが、14:45に遅れて発表された中国指標が悪化していたことでジリ下げとなり17:30には102.42まで下落しました。
そこからジリ上げとなり、21:30の新規失業保険申請件数や小売売上高の指標が良かったことで上昇し22:20には102.79まで上昇しました。
しかし、NY株式市場が軟調なことや、ウクライナ情勢の悪化の報道などで下げ、ほとんどリバらしいリバがないまま下落していき、2:00には101.58まで下げて、22:20の102.79からは121pipsの大幅下落となりました。
その後、4:50に付けた101.54からリバって101.76でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

ユーロドル(チャートは6:10時点)
欧州時間は高値追いの動きで18:20に1.3966まで上昇し、その後は1.3940-60で上下していました。
NY株が軟調なことから下落して2:00には1.3897まで下げ、ドラギ総裁がユーロ圏の物価下落に歯止めをかけるための追加緩和策を講じる可能性を示唆したことで下げ足を速めて3:00には1.3845まで急落し、18:20の高値からは121pipsの大幅下落となりました。
その後、戻して1.3866でNYクローズとなりました。

左:ユーロドル-5分足 右:ユーロドル-1時間足
  

 

昨日のNY市場
DOW    16,108.89(-231.19)
NASDAQ  4,260.42(-62.91)
ウクライナ情勢の悪化を嫌気して、終日ジリ下げが続きいて大幅安となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

米国債
安全資産である米国債は買われて上昇しました。
左:米国10年国債先物-15分足 右:米国10年国債先物-日足
  

 

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