オーストラリア雇用統計後の豪ドルの動き（2014年3月13日）

2014年3月13日

・本日（3/13）9：30に豪・雇用統計の発表がありました。また5：00にはNZ政策金利の発表もありました。発表を受けて豪ドルが買われる展開となりました。
・10：15に日本国債が大幅急落しましたが、大きな混乱にはなりませんでした。午後に誤発注ではないとの報道がありましたが、なぜこんなに動いたのか、とても気になるところです。
・中国指標が中国国家統計局のWebサイトのトラブルのために約15分遅れて発表され、悪化したものでした。

結果
09：30　豪・2月新規雇用者数　予想：＋1.50万人　結果：＋4.73万人　（前回：－0.37万人　修正値：+1.80万人）
09：30　豪・2月失業率　予想：6.0％　結果：6.0％　（前回：6.0％）
05：00　NZ・RBNZオフィシャル・キャッシュレート　予想：2.75％　結果：2.75％　（前回：2.50％）
14：30　中国　2月鉱工業生産 [前年同月比]　予想：9.5％　　結果：8.6％　　（前回：9.7％）
14：30　中国　2月小売売上高 [前年同月比]　予想：13.5％　結果：11.8％　（前回：13.6％）

豪ドル－ドル（チャートは15：30時点）
昨夜の18：20につけた0.8923を底にしてジリ上げの展開となりNYクローズは0.8984でした。
東京時間に入り0.8990近辺でこう着となり、発表時間前の9：00から上昇して0.9007で9：30の発表時間を迎えました。
好結果だったことで、0.9007から0.9075まで68pipsの急上昇となりました。
その後は、0.9060-70で小動きとなり、一旦13：35に0.9080まで上昇する場面もありましたが、すぐに0.9070に戻ってきました。
その後、ジリ下げとなり14：30には0.9050まで下落し、遅れた中国の指標の悪化で0.9038まで下落し、0.9049で15時となりました。

左：豪ドル・ドル－5分足　右：豪ドル・ドル－1時間足
　　

豪ドル－円（チャートは15：30時点）
NY時間はドル円が小動きだったこともあり、豪ドル・ドルの動きに同調して、18：20の91.65を底にジリ上げとなり、92.32でNYクローズとなりました。
東京時間は92.30-40で小動きでしたが、8：45からジリジリ上げてきて92.62で発表時間を迎えました。
好結果だったことから、92.62から93.24まで62pips上昇し、その後は92.90-93.20で上下していました。
13：35に93.29まで上昇しましたが、押し戻されて14：25には93.05まで下落しました。
14：45に遅れた中国指標が悪化したことで、93.10から92.80まで急落し、92.91で15時となりました。

左：豪ドル・円－5分足　右：豪ドル・円－1時間足
　　

豪ドル－NZドル（チャートは15：30時点）
18：20の1.0546を底にジリ上げで、4：10の1.0614まで上昇しました。
5：00に発表されたNZ政策金利が予想通りの0.25％の利上げとなり、豪ドル・NZドルは下落して5：40には1.0534まで落下しました。
NYクローズは1.0536となり、東京時間に入るとジリ上げで発表前には1.0554まで戻していました。
発表で1.0554から1.0603まで上昇した後、1.0570まで押しましたが再び切り返して、ジリ上げとなり、1.0590近辺でこう着となりました。
その後、14：25に1.0576まで下落し、遅れた中国の指標の悪化で14：25には1.0560まで下落して、1.0567で15時となりました。

左：豪ドル・NZドル－5分足　右：豪ドル・NZドル－1時間足
　　

ドル円（チャートは15：30時点）
NYタイムは102.65-102.85の上下に終始し、102.74でNYクローズとなりました。
8：30から上昇して9：05に102.86まで上昇しましたが、反転下落して10：35には102.63まで下落しました。
その後は102.70-80の小動きとなりました。
14：45に発表されて中国指標の悪化で102.75から102.62まで下落し、102.67で15時となりました。

★10：15に日本国債が大幅急落をする騒動がありましたが、混乱はなく反応は小さいものでした。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　　