米雇用統計発表後のドルの動き(2014年3月8日)

2014年3月8日
昨夜(3/8)22:30に雇用統計が発表されました。

結果
・2月非農業部門雇用者数 予想:+14.9万人 結果:+17.5万人 (前回:+11.3万人 修正値:+12.9万人)
・2月失業率 予想:6.6% 結果:6.7% (前回:6.6%)

発表直後は株・為替共に好感して上昇しましたが、ウクライナ問題の再燃で欧州株が崩れてリスク回避の動きとなりました。
ウクライナ情勢や土日に発表になる中国の指標がたいへん気になる週末となりそうです。

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2014年3月8日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★ウクライナ問題を受けたロシア市場の動きを、ロシア市場の動き(2014年3月8日)の記事に詳しく載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

ドル円(チャートは7:00時点)
東京時間の15時は103.00で、欧州時間は103.20-30を上下して小動きでした。
発表の22:30に102.84から103.55まで急伸して、22:50にはこの日の高値となる103.73まで89pips上昇しました。
しかし、高値を付けた後は下落して、1:10には103.11まで下げ、その後103.30でこう着となり103.27でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

ユーロドル(チャートは7:00時点)
東京時間はヨコヨコで1.3859で15時となり、16:30から上げ出し20:30には1.3914まで上昇していきました。
発表時間にかけて下落していき、22:30に1.3893から1.3862まで下落し、22:50には1.3851まで42pips下落しました。
その後は1.3860-80で上下して1.3873でNYクローズとなりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
  

 

NY株式市場
寄り後、雇用統計が好結果だったことで上昇しましたが、ウクライナ問題で欧州株が大きく下げ始めると、米株も下げてダウ・ナス共にマイテンしました。
その後、ダウは前日終値近辺で上下してプラス引けとなりましたが、ナスダックはプラス件に浮上することは出来ませんでした。
DOW    16,452.72(+30.83)
NASDAQ  4,336.22(-15.90)

左:DOW-5分足 右:NASDAQ-5分足
  

 

米国債
米国債は売られました。
雇用統計が好結果だったことで、安全資産である米国債は売りが優勢となり、利回りは一時2.81%と1月23日以来、約1カ月半ぶりの高水準を付けました。

左:米国10年国債先物-15分足 右:米国10年国債先物-日足
  

 

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