G20共同声明要旨(2014年2月24日)

2014年2月24日

2/22-23で開催されたG20の要旨です。(時事通信より転載)

世界経済 
 日本や米国、英国で成長が強まっており、世界経済に改善の兆しはあるが、強固で持続可能かつ均衡ある成長の達成にはほど遠い。金融市場での最近の変動、高水準の公的債務、(新興国など)いくつかの国に残る脆弱(ぜいじゃく)性などがあり、課題への対処が必要。 

成長率の引き上げ
 世界経済の成長を大きく引き上げる新たな施策を策定する。今後5年間で成長率を2%以上引き上げることを目指し、野心的だが現実的な政策をつくる。

金融政策
 多くの先進国で金融緩和が必要だが、しかるべきタイミングで正常化すべきだ。中央銀行は、金融政策が世界経済に与える影響に配慮し、注意深く測定し、明確な意思疎通を図る。

財政政策
 債務残高の対国内総生産(GDP)比を持続可能な道筋に乗せつつ、経済成長や雇用創出のため、短期的な経済状況を勘案し機動的に財政戦略を実行する。

為替
柔軟な為替レートは経済の円滑な調整に役立つ。

 

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