2014年1月25日
先週(1月20~24日)のドル円は荒れた一週間となりました。
週半ばまでは底堅い展開で、104.00を底にして105円チャレンジをしていました。
ダボス会議で阿部首相が基調演説するや、日銀政策決定会合での追加緩和の期待などで幾度か上値を追う場面がありました。
ところが、1月23日の中国PMIが悪化して景況判断の50を割ってきたことから、為替・株がともに下落変調になってきました。
その上、その日の夜には、アルゼンチン・ペソやトルコ・リラの大暴落も重なったことで、週末金曜日は阿鼻叫喚となりました。
1/24の米国株式市場の結果
NY DOW 15,879.11(-318.24)
NASDAQ 4,128.17(-90.70)
左上:ドル円-10分足 右上:ドル円-1時間足
米国10年国債
株安もあり、2日間で米国債が大きく上昇しています。(利回り低下)
アルゼンチン・ペソとトルコ・リラの動き(チャートは昨日金曜日1/24)
左:ドル-アルゼンチン・ペソ-15分足 右:ドル-アルゼンチン・ペソ-日足
左:ドル-トリコ・リラ-15分足 右:ドル-トリコ・リラ-日足
一昨日の大暴落から1日経った昨日のチャートですが、アルゼンチン・ペソ、トルコ・リラともに下げ止まりを見せずに更に下落しています。
上記2通貨の月足はアルゼンチン・ペソとトルコ・リラの記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、別ウィンドウで開きます。)
来週は1月28-29日でFOMCが開催されます。
ただでさえ荒れやすい週なのに、今週の動きで乱高下することも予想されます。
レバには十分注意して相場にのぞみましょう。