先週(1月20-24日)の豪ドルの動き

 

2014年1月25日

先週(1月20-24日)の豪ドルは、他通貨も荒れましたが、中でも大きく荒れた一週間となりました。

先週の豪雇用統計で下抜けした後は、0.88を起点に上下していましたが、1/22の日銀政策決定会合の後にじょうしょうして、雇用統計分を戻すような動きとなりました。
しかし、1/23の中国PMIの悪化と新興国通貨暴落(アルゼンチン・ペソ、トルコ・リラ)が重なって、株安もあり、下方ブレイクが加速した形となりました。
さらに、豪準備銀行(RBA)のリドー氏が「経済にとって1豪ドル=0.8000米ドルが公正な取引のようだ」との発言も下落要因に加わりました。

★昨日のアルゼンチン・ペソ、トルコ・リラのチャートは先週(1月20-24日)のドル円の動き(2014年1月25日)の記事に載せています。
月足はアルゼンチン・ペソ、トルコ・リラについての記事に載せています。
下線部分をクリックすると、別ウィンドウで開きます。)

 

豪ドル-ドル
0.88を明確に割ろうとしている形となっています。
来週の展開次第では、第一ターゲットの0.85接近もあり得ます。

左:豪ドル-ドル:10分足 右:豪ドル-ドル:1時間足
  

豪ドル-ドル:日足

 

豪ドル-円
豪ドル安とドル円の下落が相乗効果となり、1/23の高値から1/24の安値で4円落下となっています。

左:豪ドル-円:10分足 右:豪ドル-円:1時間足
  

豪ドル-円:日足

 

豪ドル-NZドル
下げが止まりません。
右のチャートの月足でも2005年以来の安値に急接近しました。まだブレイクはしていませんが、来週の展開次第ではブレイクすることもあり得ます。

左:豪ドル-NZドル:日足 右:豪ドル-NZドル:月足
  

 

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