中国株の動きに注意しよう(2014年1月7日)

中国株が軟調に推移しています。
日足ではレンジ下抜けしていて、2,000ポイントを割りそうな勢いです。
発表される指標軟調なのもありますが、シャドーバンキング問題の影響が大きいと思われます。ムーディーズも1/6に「中国の地方政府のデフォルト(債務不履行)リスクが中央政府のリスク要因」と、注意を促しています。実態がわかりずらいために、一度クローズアップされると不安が不安を呼んで思いがけない展開もあり得ます。

中国経済に影響を受けやすい豪ドルやユーロは今のところそれほど反応を見せていませんが、今後の中国株の動向次第では波乱も考えられるので注意しておいた方がよいです。
今の豪ドルはRBAの政策に左右させられるところは大きいです。

上海総合指数-直近5日の分足

左:上海総合指数-日足 右:上海総合指数-週足
   

 

左:豪ドル-ドル:日足 右:ユロドル:日足