2025年3月8日
2月米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の16.0万人増を下回る15.1万人増、失業率は予想の4.0%から悪化した4.1%、平均時給は前月比は予想と一致、前年同月比は予想を下回る結果でした。
・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後に0.6289から0.6311まで上昇し、その後は0.6280-0.6320での上下がひたすら続いて、0.6307でNYクローズとなりました。
・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に92.65-93.20で振った後、23:10には92.42まで下落しました。
NYタイムに入ると上げ出して00:50に93.29まで上昇しましたが、NY株の下落による円買いで02:10には92.42まで下落し、その後NY株が上昇に転じたことで円が売られて04:40には93.47まで上昇し、93.36でNYクローズとなりました。
・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.1000から1.0988まで下落しましたが、すぐに反転して上げ出して04:20には1.1053まで上昇し、1.1045でNYクローズとなりました。
・ドル円は米・雇用統計発表直後に147.58から147.96まで上昇しましたが、すぐに反転して下げ出して23:30には146.94まで下落しました。
NYタイムにに入ると戻して00:50に147.72まで上昇しましたが、トランプ米大統領が「カナダに対して早ければ今日、もしくは月曜日に相互関税を発動する」と表明したことで再び下げ出して02:10には146.95まで下落しました。
しかしパウエルFRB議長講演で「金利調整を急ぐ必要はない」「トランプ政権の政策とその経済的影響に関する不確実性は依然として高い」「不確実性の高まりにもかかわらず、米経済は好調」などと述べたことでNY株が上昇に転じ、また米10年債利回りも上昇したことでドル円も上げ出して04:30には148.20まで上昇し、148.02でNYクローズとなりました。
★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2025年3月8日)の記事に載せています。
豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は0.6285-0.6325で上下し、22:30の米・雇用統計の時は0.6289でした。
発表直後に0.6289から0.6311まで上昇し、その後は0.6280-0.6320での上下がひたすら続いて、0.6307でNYクローズとなりました。
豪ドル-円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は93.000近辺でのこう着が続き、22:30は92.81でした。
発表直後に92.65-93.20で振った後、23:10には92.42まで下落しました。
NYタイムに入ると上げ出して00:50に93.29まで上昇しましたが、NY株の下落による円買いで02:10には92.42まで下落し、その後NY株が上昇に転じたことで円が売られて04:40には93.47まで上昇し、93.36でNYクローズとなりました。
豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は1.1020近辺での小動きが続き、22:30は1.1000でした。
発表直後に1.1000から1.0988まで下落しましたが、すぐに反転して上げ出して04:20には1.1053まで上昇し、1.1045でNYクローズとなりました。
左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
ドル円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は147.20-80で上下し、22:30の雇用統計の時は147.58でした。発表直後に147.58から147.96まで上昇しましたが、すぐに反転して下げ出して23:30には146.94まで下落しました。
NYタイムにに入ると戻して00:50に147.72まで上昇しましたが、トランプ米大統領が「カナダに対して早ければ今日、もしくは月曜日に相互関税を発動する」と表明したことで再び下げ出して02:10には146.95まで下落しました。
しかしパウエルFRB議長講演で「金利調整を急ぐ必要はない」「トランプ政権の政策とその経済的影響に関する不確実性は依然として高い」「不確実性の高まりにもかかわらず、米経済は好調」などと述べたことでNY株が上昇に転じ、また米10年債利回りも上昇したことでドル円も上げ出して04:30には148.20まで上昇し、148.02でNYクローズとなりました。