米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2025年1月11日)

 

 

2025年1月11日

 12月米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の16.0万人増を上回る25.6万人増、失業率は予想の4.2%から改善した4.1%、平均時給は前月比が予想と一致、前年同月比は予想を下回る良好な結果でした。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計が良好な結果だったためドル買いで0.6186から0.6139まで下落し、その後00:20に0.6171まで上昇する場面がありましたが、ドル買いが優勢な状況が続いて上値は重く、0.6142でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は17:30に一部通信社が「日銀がコアコアCPIの見通しを上方修正する公算」と報じたことで円が買われて98.05から97.48まで下落し、米・雇用統計発表直後に97.46-75で振った後、NY株式市場が軟調に推移したためリスク回避の円買いで01:40には96.79まで下落し、96.91でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.1071から1.1050まで下落した後、戻して23:30には1.1079まで上昇しましたが、再び下げ出して06:30には1.1053まで下落し、1.1058でNYクローズとなりました。

・ドル円は17:30に一部通信社が「日銀がコアコアCPIの見通しを上方修正する公算」と報じたことで円が買われて18:10には157.62まで下落し、22:30の雇用統計の良好な結果を受けて発表直後に157.90から158.87まで急伸しましたが、NY株式市場が売られたためリスク回避の円買いが強まり00:20には157.22まで下落し、その後は04:00に157.98まで戻し、157.75でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2025年1月11日)の記事に載せています。

 

 

豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は10.6180-95で上下し、22:30の米・雇用統計の時は0.6186でした。
米・雇用統計が良好な結果だったためドル買いで0.6186から0.6139まで下落し、その後00:20に0.6171まで上昇する場面がありましたが、ドル買いが優勢な状況が続いて上値は重く、0.6142でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は17:30に一部通信社が「日銀がコアコアCPIの見通しを上方修正する公算」と報じたことで円が買われて98.05から97.48まで下落し、22:30は97.67でした。
発表直後に97.46-75で振った後、NY株式市場が軟調に推移したためリスク回避の円買いで01:40には96.79まで下落し、96.91でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は1.1070-90で上下し、22:30は1.1071でした。
発表直後に1.1071から1.1050まで下落した後、戻して23:30には1.1079まで上昇しましたが、再び下げ出して06:30には1.1053まで下落し、1.1058でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は16:50に158.44まで上昇しましたが、17:30に一部通信社が「日銀がコアコアCPIの見通しを上方修正する公算」と報じたことで円が買われて18:10には157.62まで下落し、22:30の雇用統計の時は157.90でした。
雇用統計の良好な結果を受けて発表直後に157.90から158.87まで急伸しましたが、NY株式市場が売られたためリスク回避の円買いが強まり00:20には157.22まで下落し、その後は04:00に157.98まで戻し、157.75でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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