米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2024年1月6日)

 

 

2024年1月6日

 米・12月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の17.0万人増を上回る21.6万人増、失業率も予想の3.8%から改善した3.7%、平均時給は前月比・前年同月比が共に予想を上回る好結果でした。
発表直後はドルが買われましたが、00:00の12月ISM非製造業景況指数が予想の52.6を下回る50.6の結果だったため長期金利低下・ドル売りが強まり、ハイテク株を中心にNY株は買い戻されました。
その後再び長期金利上昇と共にドルが買い戻され、NY株は上昇幅を縮めてNYクローズとなりました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計の好結果を受けて発表直後にドル買いで0.6675から0.6640まで下落しましたが、そこからはジリジリと戻して23:50には0.6706まで上昇しました。
24:00の米・12月ISM非製造業景況指数が予想の52.6を下回る50.6の結果が発表されるとドル売りが強まったため00:10には0.6747まで上昇し、その後は逆にドル買いでジリジリと下げ出して03:20には0.6704まで下落し、0.6714でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後にドル買いで豪ドル・ドルの下げに引っ張られて96.81まで下落した後、逆に上げ出して23:05には97.39まで上昇しました。
そこからは再び押し戻されて00:40には96.96まで下落し、その後は97.00-30での上下がひたすら続いて、97.10でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0737から1.0728まで下落した後、反転して23:40には1.0759まで上昇しました。
そこから再び下げ出して00:50に1.0738まで下落した後は1.0750近辺での小動きがひたすら続いて、1.0754でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計の好結果を受けて発表直後に145.05から145.97まで急伸しましたが、そこからはジリジリと押し戻されて23:30には145.03まで下落して、雇用統計後の上昇が行って来いとなりました。
00:00の12月ISM非製造業景況指数が予想の52.6を下回る50.6の結果が発表されると米長期金利の低下と共にドル売りとなり発表時の145.09から00:25には143.80まで下落し、その後はドルの買い戻しでジリジリと上げ出して03:20には144.89まで上昇し、144.62でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2024年1月6日)の記事に載せています。

 

 

豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は0.6675-90での小動きが続き、22:30の米・雇用統計の時は0.6675でした。
雇用統計の好結果を受けて発表直後にドル買いで0.6675から0.6640まで下落しましたが、そこからはジリジリと戻して23:50には0.6706まで上昇しました。
24:00の米・12月ISM非製造業景況指数が予想の52.6を下回る50.6の結果が発表されるとドル売りが強まったため00:10には0.6747まで上昇し、その後は逆にドル買いでジリジリと下げ出して03:20には0.6704まで下落し、0.6714でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は96.95-97.10での小動きが続き、22:30は96.87でした。
発表直後にドル買いで豪ドル・ドルの下げに引っ張られて96.81まで下落した後、逆に上げ出して23:05には97.39まで上昇しました。
そこからは再び押し戻されて00:40には96.96まで下落し、その後は97.00-30での上下がひたすら続いて、97.10でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は1.0740-55での小動きが続き、22:30は1.0737でした。
発表直後に1.0737から1.0728まで下落した後、反転して23:40には1.0759まで上昇しました。
そこから再び下げ出して00:50に1.0738まで下落した後は1.0750近辺での小動きがひたすら続いて、1.0754でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は145.00-40で推移し、22:30の雇用統計の時は145.05でした。
好結果を受けて発表直後に145.05から145.97まで急伸しましたが、そこからはジリジリと押し戻されて23:30には145.03まで下落して、雇用統計後の上昇が行って来いとなりました。
00:00の12月ISM非製造業景況指数が予想の52.6を下回る50.6の結果が発表されると米長期金利の低下と共にドル売りとなり発表時の145.09から00:25には143.80まで下落しました。
その後はドルの買い戻しでジリジリと上げ出して03:20には144.89まで上昇し、144.62でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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