米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2023年12月9日)

 

 

2023年12月9日

 11月米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の18.0万人増を上回る19.9万人増、失業率も予想の3.9%から改善した3.7%、平均時給は前月比は予想を上回り、前年同月比は予想と一致の結果でした。
発表後、早期利下げ観測が後退して長期金利利回りが上昇しましたが、その後12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値が予想を上回り、消費者マインドが上向き、期待インフレが下がったとの見方から株が買われてダウは2022年1月以来の1年11カ月ぶりの高値を付けました。
またドル円は前日の植田日銀総裁のチャレンジングの発言で141.57まで急落していたことの反動で上昇基調が続きました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後にドル買いで0.6600から0.6566まで下落しましたがすぐに反転して22:50には0.6607まで上昇し、その後は0.6560-0.6600で上下して0.6577でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に95.11-41で振った後から下げ出して23:20には94.79まで下落し、その後はジリジリと上げ出して05:00に95.40まで上昇し、95.36でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0703-48で振った後は1.0725-55での小動きが続いて1.0745でNYクローズとなりました。

・ドル円は米・雇用統計発表直後に144.35から145.21まで急伸しましたが、すぐに反転して22:50には143.74まで急落し、その後は日付が変わると上げ出して02:10には144.97まで上昇し、144.99でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2023年12月9日)の記事に載せています。

 

 

豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は0.6600-15での小動きが続き、22:30の米・雇用統計の時は0.6600でした。
発表直後にドル買いで0.6600から0.6566まで下落しましたがすぐに反転して22:50には0.6607まで上昇しました。
その後0.6560-0.6600で上下し、0.6577でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は94.95-95.60で上下し、22:30は95.27でした。
発表直後に95.11-41で振った後から下げ出して23:20には94.79まで下落しました。
その後はジリジリと上げ出して05:00に95.40まで上昇し、95.36でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は1.0705-50で上下し、22:30は1.0731でした。
発表直後に1.0703-48で振った後は1.0725-55での小動きが続いて1.0745でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は143.70-144.70で上下し、22:30の雇用統計の時は144.35でした。
発表直後に144.35から145.21まで急伸しましたが、すぐに反転して22:50には143.74まで急落しました。
その後は日付が変わると上げ出して02:10には144.97まで上昇し、144.99でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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