2023年7月20日

　本日10:30にオーストラリアの6月雇用統計の発表があり、新規雇用者数は予想の1.50万人増を上回る3.26万人増、失業率も予想の3.6%から低下した3.5%の良好な結果でした。
発表直後から豪ドルは買われ、高値圏を維持したまま15時となりました。

結果
10:30　6月新規雇用者数　予想：+1.50万人　結果：+3.26万人　（前回：+7.59万人　修正値：+7.65万人）
10:30　6月失業率　予想：3.6%　結果：3.5%　（前回：3.6%　修正値：3.5%）

 

 

豪ドル－ドル（チャートは15:30時点）
・昨日の欧州・NYタイムは0.6750-90で方向感なく上下し、0.6770でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9:00からドル売りの流れとなって上げ出して10：30の6月豪・雇用統計の時は0.6798でした。
発表直後に0.6798から0.6832まで急伸し、11：50には0.6839まで上昇しました。
その後は0.6830近辺での小動きがひたすら続いて、0.6827で15時となりました。

左：豪ドル・ドル－5分足　右：豪ドル・ドル－1時間足
　

左：豪ドル・ドル－日足

 

豪ドル－円（チャートは15:30時点）
・昨日の欧州時間は94.40-80で上下し、NYタイムに入って00：00に94.20まで下落する場面がありましたが、その後は94.40-70で方向感なく上下し、94.58でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9：00から豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて上げ出し、10：30は94.65でした。
発表直後に94.65から95.12まで急伸し、11：50には95.21まで上昇しました。
その後は95.00-25での上下が続き、95.13で15時となりました。

左：豪ドル・円－5分足　右：豪ドル・円－1時間足
　

左：豪ドル・円－日足

 

豪ドル－NZドル（チャートは15:30時点）
・昨日の欧州・NYタイムは1.0810-60で方向感なく上下し、1.0811でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9：00から豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて上げ出し、10：30は1.0824でした。
発表直後に1.0824から1.0849まで上昇し、そこからは1.0840近辺での小動きが続き、1.0841で15時となりました。

左：豪ドル・NZドル－5分足　右：豪ドル・NZドル－1時間足
　

左：豪ドル・NZドル－日足

 

ドル円（チャートは15:30時点）
・昨日の欧州時間は前日の日銀植田総裁の「前提が変わらない限りは全体のストーリーは不変だ」、持続的・安定的な２％の物価目標の達成には「まだ距離がある」と述べたことで7/27-28の金融政策決定会合で大規模な金融緩和を修正するとの観測が後退したことで円売りの流れを引き継ぎ、17：00の139.50から20：20には139.99まで上昇し、日付が変わると139.50-80での揉み合いが続き、139.71でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると139.60近辺で揉み合っていましたが、9：00からドル売りで下げ出して11：20には139.10まで下落しました。
その後は139.20近辺での揉み合いがしばらく続き、13：00から反転して上げ出して14：40に139.47まで戻して139.34で15時となりました。

左：ドル・円－5分足　右：ドル・円－1時間足
　

左：ドル・円－日足