米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2022年11月5日)

 

 

2022年11月5日

 10月米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の20.0万人増を上回る26.1万人増、また前月も26.3万人増から31.5万人増に上方修正されました。
失業率は予想の3.6%から悪化した3.7%、平均時給は前月比は予想を上回り、前年同月比は予想と一致しました。
発表直後はドル買い・株売りでしたが、すぐに反転してドル売り・株買いの流れとなって、エバンズ米シカゴ連銀総裁の利上げペース減速発言も加わり、その流れが引けまで続きました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後にドル買いで0.6370から0.6345まで下落しましたが、すぐに反転して上げ出して23:20には0.6476まで上昇しました。
その後00:50に0.6422まで下落しましたが、エバンズ米シカゴ連銀総裁から利上げペースの減速についての発言から再び上げ出して04:40には0.6483まで上昇し、0.6471でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後から上げ出して23:10には95.01まで上昇し、そこからは豪ドル・ドルの動きに追随して00:30に94.54まで一旦下げた後再び上げ出して03:50には95.08まで上昇し、94.92でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0910-42で振った後、21:50に1.0960まで上昇しましたが、その後は下落基調が続いて03:50には1.0907まで下落し、1.0913でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計発表直後に147.76から148.17まで急伸しましたが、すぐに反転して22:10には146.91まで急落し、NYタイムに入ると更に下げて23:30には146.56まで下落しました。
その後一旦147.34まで戻しましたが、エバンズ米シカゴ連銀総裁から利上げペースの減速についての発言から再び下げ出して05:20には146.54まで下落して146.66でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2022年11月5日)の記事に載せています。

 

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.6330-90で上下し、21:30の米・雇用統計の時は0.6370でした。
発表直後にドル買いで0.6370から0.6345まで下落しましたが、すぐに反転して上げ出して23:20には0.6476まで上昇しました。
その後00:50に0.6422まで下落しましたが、エバンズ米シカゴ連銀総裁から利上げペースの減速についての発言から再び上げ出して04:40には0.6483まで上昇し、0.6471でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は93.60-94.40で上下し、21:30は94.13でした。
発表直後から上げ出して23:10には95.01まで上昇し、そこからは豪ドル・ドルの動きに追随して00:30に94.54まで一旦下げた後再び上げ出して03:50には95.08まで上昇し、94.92でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は1.0910-40で上下し、21:30は1.0926でした。
発表直後に1.0910-42で振った後、21:50に1.0960まで上昇しました。
その後は下落基調が続いて03:50には1.0907まで下落し、1.0913でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は147.50-85で上下し、21:30の雇用統計の時は147.76でした。
発表直後に147.76から148.17まで急伸しましたが、すぐに反転して22:10には146.91まで急落し、NYタイムに入ると更に下げて23:30には146.56まで下落しました。
その後一旦147.34まで戻しましたが、エバンズ米シカゴ連銀総裁から利上げペースの減速についての発言から再び下げ出して05:20には146.54まで下落して146.66でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA