2022年8月6日
7月米雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の25.0万人増を大幅に上回る52.8万人増、失業率も予想の3.6%から改善した3.5%、平均時給も前月比・前年同月比共に予想を上回る良好な結果でした。
・豪ドル・ドルは7月米雇用統計が良好な結果だったことで強いドル買いで21:30の0.6952から22:20には0.6869まで下落しまし、その後は下げ幅を縮めて0.6890-0.6920で上下し、0.6910でNYクローズとなりました。
・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に92.56から92.92まで上昇し、その後更にドル円の上昇に引っ張られて23:50には92.62まで上昇して93.29でNYクローズとなりました。
・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.1037から1.1063まで上昇し、その後はじりじりとした上げが続いて05:30には1.1078まで上昇し、1.1068でNYクローズとなりました。
・ドル円は7月雇用統計が良好な結果だったことでFRBが積極的な金融引き締めを維持するとの見方が強まって強いドル買いとなり21:30の133.20から134.50まで急伸し、そこから更にドルが買われて00:20には135.49まで大幅に上昇しまし、その後は小幅押し戻されて135.00近辺での小動きが続いて134.99でNYクローズとなりました。
★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2022年8月6日)の記事に載せています。
豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.6940-75で上下し、21:30の米・雇用統計の時は0.6952でした。7月米雇用統計が良好な結果だったことで強いドル買いで0.6952から22:20には0.6869まで下落しました。
その後は下げ幅を縮めて0.6890-0.6920で上下し、0.6910でNYクローズとなりました。
豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は92.30-95で上下し、21:30は92.56でした。
発表直後に92.56から92.92まで上昇し、その後更にドル円の上昇に引っ張られて23:50には92.62まで上昇して93.29でNYクローズとなりました。
豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は1.0135-60で上下し、21:30は1.1037でした。
発表直後に1.1037から1.1063まで上昇し、その後はじりじりとした上げが続いて05:30には1.1078まで上昇し、1.1068でNYクローズとなりました。
左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は132.80-133.40で上下し、21:30の雇用統計の時は133.20でした。
7月雇用統計が良好な結果だったことでFRBが積極的な金融引き締めを維持するとの見方が強まって強いドル買いとなり133.20から134.50まで急伸し、そこから更にドルが買われて00:20には135.49まで大幅に上昇しました。その後は小幅押し戻されて135.00近辺での小動きが続いて134.99でNYクローズとなりました。