豪・RBA政策金利発表後の豪ドルの動き(2022年8月2日)

2022年8月2日

 13:30に発表された政策金利は予想通り0.50%利上げの1.85%でしたが、利上げが既定路線のような姿勢を否定したことで豪ドル売りの流れが15時まで続きました。

 

結果
13:30 RBAキャッシュターゲット 予想:1.85% 結果:0.50%の利上げで1.85% (前回:1.35%)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は米10年債利回りの低下でドル売りの流れとなったため17:00の0.7016から19:30には0.7046まで上昇し、23:00の7月米ISM製造業景気指数が予想を上回ったためドル買いで0.7010かで下落しました。
そこから再び上げ出して23:50に0.7046まで上昇し、その後は0.7010-30での上下が続いて0.7025でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7000-35で上下して13:30の政策金利の時は0.7015でした。
発表直後に0.7015から0.6983まで急落し、声明文の内容が若干ハト派寄りだったことで更に豪ドルが売られて14:55には0.6949まで下落し、0.6957で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は豪ドルの上昇に引っ張られて17:00の93.00から20:40に93.30まで上昇しましたが、その後は下落基調が続いて92.47でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると円買いの流れとなったため9:00の92.30から10:40には91.49まで下落し、そこから小幅戻して13:30は91.76でした。
発表直後に91.76から91.34まで下落し、そこから更に豪ドル売りで14:30には90.77まで下落し、90.89で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間序盤は1.1100-25で小動きでしたが、22:00から下げ出して22:30に1.1072まで下落し、その後は1.1080-100での上下が続いて1.1093でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.1070-90で上下し、13:30は1.1075でした。
発表直後に1.1075から1.1046まで下落し、そこから更に豪ドル売りで14:30には1.1023まで下落し、1.1031で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日は米10年債利回りが低下して約4か月ぶりの低水準となったことで欧州時間からドル売りの流れとなり、17:00の132.66から00:20には131.59まで下落し、また「ペロシ米下院議長は明日2日に台湾を訪問する見通し」との報道で米中の地政学リスクが高まってドルのの重しとなり131.61でNYクローズでした。
・東京時間に入ると日経平均株価の下落や「ペロシ米下院議長が本日23時過ぎに台湾に到着する見通し」との報道で円買いが強まり9:00の131.40から10:30には130.38まで急落しました。
その後は戻りが鈍く130.40-95で上下し、130.65で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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