2022年4月2日
3月米・雇用統計は非農業雇用者数が予想の49.0万人増を下回る43.1万人増、失業率は予想の3.7%より低い3.6%、平均時給は前月比は予想通り、前年同月比は予想を上回る結果となりました。
またFRBの金融引き締め観測の高まりを背景に2年債が10年債利回りを上回る逆イールド(長短金利の逆転)が一段と進みました。
・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後は0.7510-20で小幅に振っただけでしたが、22:00からドル買いの流れとなったため下げ出して23:40には0.7480まで下落し、その後は0.7480-0.7505で上下し、0.7495でNYクローズとなりました。
・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に92.03-12で小幅に振った後21:50に92.32まで上昇しましたが、その後は豪ドル・ドルの下落に引っ張られて02:15の91.64まで下落が続き、91.87でNYクローズとなりました。
・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0799-1.0828で振った後は上げ出して23:00には1.0859まで上昇し、その後は1.0840近辺でのこう着が続き、1.0833でNYクローズとなりました。
・ドル円は雇用統計発表直後に122.56から122.73まで上昇し、そこから更に円が売られて23:00には123.03まで上昇しました。
その後3月米ISM製造業景気指数が予想を下回ると下げ出して04:20には122.45まで下落し、122.55でNYクローズとなりました。
★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2022年4月2日)の記事に載せています。
豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は上昇基調となり16:00の0.7477から18:50には0.7518まで上昇し、21:30の米・雇用統計の時は0.7511でした。
発表直後は0.7510-20で小幅に振っただけでしたが、22:00からドル買いの流れとなったため下げ出して23:40には0.7480まで下落しました。
その後は0.7480-0.7505で上下し、0.7495でNYクローズとなりました。
豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は上昇基調となり16:00の91.57から17:12には92.16まで上昇し、21:30は92.04でした。
発表直後に92.03-12で小幅に振った後21:50に92.32まで上昇しましたが、その後は豪ドル・ドルの下落に引っ張られて02:15の91.64まで下落が続き、91.87でNYクローズとなりました。
豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は上昇基調となり16:00の1.0813から18:50には1.0843まで上昇し、そこから押し戻されて21:30は1.0815でした。
発表直後に1.0799-1.0828で振った後は上げ出して23:00には1.0859まで上昇し、その後は1.0840近辺でのこう着が続き、1.0833でNYクローズとなりました。
左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は17:15に122.76まで上昇した後は押し戻されて19:30に122.33まで下落し、21:30の雇用統計の時は122.56でした。発表直後に122.56から122.73まで上昇し、そこから更に円が売られて23:00には123.03まで上昇しました。
その後3月米ISM製造業景気指数が予想を下回ると下げ出して04:20には122.45まで下落し、122.55でNYクローズとなりました。